Aだと思い込んでいた物が、実はBだと知って驚いた経験はありませんか?
洗濯バサミフォトグラファー・岡本なう(@okaphotoart)さんが、まるで赤い彼岸花のように見える洗濯バサミの写真をXに投稿すると「えっ?」「コレは騙されたw」「本物かと思いました」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
岡本さんに話を聞きました。
これはもう彼岸花にしか見えない
洗濯バサミによるアートを写真で表現するフォトグラファーの岡本さんは、毎年季節の花として彼岸花を制作しています。
使用した洗濯バサミの赤を見て「彼岸花の赤だなぁ」と強く感じたのがきっかけなのだとか。
「洗濯バサミは美しい」という岡本さん。
「繊細で美しい光の中で撮影した彼岸花で、秋の深まりを感じてもらえると嬉しいですね」と話していました。

(@okaphotoartさんより提供)

(@okaphotoartさんより提供)
彼岸花の花びらは洗濯バサミ30個
投稿された彼岸花の制作は、洗濯バサミの他に園芸用品などを使って2時間ぐらいで作るのだそうです。
「洗濯バサミは少なければ少ない方がより美しさが際立つ」という岡本さんに、彼岸花1本の材料について教えてもらいました。
「花びらの部分」は洗濯バサミ30個、「花茎」は園芸用の支柱1本、「おしべ」は針金30本・パールビーズ30粒、「花柄」は針金6本。その他に接着剤、フローラルテープを使用します。

(@okaphotoartさんより提供)
洗濯バサミで奇跡が起こる!
「いわゆるニッチなテーマである洗濯バサミが話題になるなんて夢のようです」と岡本さん。
多くの方に共感してもらえたのは、写真を見てくれた方の豊かな感性やお人柄によるある種の奇跡のような出来事で、心から感謝しているとのことです。
今後は、洗濯バサミを800個ぐらい使ってコスモス畑を制作するのだとか。
岡本さんは「100本のコスモスが畑いっぱいに咲くコスモスの花を表現してみたい」と話していました。

(@okaphotoartさんより提供)
洗濯バサミで作った彼岸花も素敵ですが、岡本さんがどんな風に畑一面にコスモスの花を咲かせるのか、とてもワクワクしますね。
