暮らしやすい場所は、人それぞれでしょう。都会で多くのものに囲まれて暮らしたい人もいれば、大自然の中でゆったりとした時間を楽しみたい人もいるかもしれません。
@crrumblyさんが、19歳のときに単身でアメリカに行ったその後についてThreadsに投稿すると「とっても素敵」「ハッピーな笑顔」などのコメントが寄せられ話題になっています。
当時の様子と現在について、@crrumblyさんに話を聞きました。
海外に興味をもつように

現在アメリカで暮らす@crrumblyさんは、29歳から30歳までの写真を投稿しました。現在30歳の@crrumblyさんは、現地でのびのびと過ごしているといいます。
@crrumblyさんが海外に興味をもつようになったきっかけは、中学2年生の頃にお母さんが弟さんと一緒にサンディエゴに住む親戚の元へ連れて行ってくれたことでした。
そのときはちょうど期末テスト期間と重なり、@crrumblyさんは心配のあまり号泣しましたが、お母さんは「こっちの方が大事だから」と言ったのです。その結果、人生観が変わるような経験になったと@crrumblyさんは話します。

19歳の頃、お母さんに「明日からちょっと一人でニューヨーク行ってくる」と伝え、翌日から大学を休んで4日ほど行った@crrumblyさん。その頃は、世界を見てみたい一心だったといいます。
今ほど英語もできず、人一倍方向音痴だったとのことですが、たくさんの人に助けてもらい「一生忘れられない旅になった」と@crrumblyさんは振り返っていました。

当時のお母さんは、「えっ!」と驚きつつも「気を付けていってらっしゃい」くらいだったとのこと。お母さんからは、何事も「あなたの人生だから」」と、自分で判断して行動するように育てられたといいます。
「過保護な友人の家庭が羨ましかったけど、今は、一度も私の選んだ道を否定せず、ただただ信じて応援してくれる母に感謝しかないです」と、お母さんへの思いを語ってくれました。

その後外国語大学の短大を卒業し、20才の頃から、カナダとオーストラリアにワーキングホリデーに行きました。カナダでは大自然のなかでテント生活をしながらチェリーを収穫したり、オーストラリアでは小さな港町のカフェで愉快な現地の人に囲まれたり、国際色豊かな同僚たちと楽しく働いたとのこと。
実際に海外に行った@crrumblyさんは「生きやすい」と感じました。ひとり旅を通じて生きる力が身に付き、美への価値観も変わったといいます。

「日本では『美白』を意識していましたが、今は日焼けした肌もヘルシーでいいし、そばかすもこちらではよく褒めてもらえて、好きになれました」と@crrumblyさん。
その後、日本の大学で出会った彼と、6年ほどの遠距離恋愛を経て国際結婚。お母さんは「この広い世界で『この人となら』と、人生を共に歩もうと思える相手に出会えてよかったね」と話していたのだそうですよ。

今後挑戦したいことについて「アメリカの車の免許を取得したいです」と@crrumblyさん。これからもアメリカでの生活が楽しみですね。

