子どもは成長とともに、やがて親のもとを離れて自分の道を歩んでいきます。長い時間を共に過ごした存在だからこそ、その旅立ちに寂しさを覚える親も少なくないでしょう。
@sho__papaさんが、息子さんが遠方へ旅立つ日のことをInstagramに投稿すると「素敵な家族」「成長だよね」などのコメントが寄せられ話題になっています。
このときの様子について、パパさんに話を聞きました。
シングルファーザーとして


現在41歳のパパさんは、2014年に離婚して30歳でシングルファーザーに。離婚の際にお子さんたちが「パパと生きていきたい」と言ってくれたことから、男手一つでお子さんたちを育てる決意をしたパパさん。

最初は実家で両親と育てるという選択肢もあったそう。
しかし「子ども達が僕を選んでくれた事が本当に嬉しくて、子ども達の成長を独り占めしたくなり…。身よりも知り合いもいない場所に即決で家を購入して、子ども達とのバタバタなシングルファザーの日常が始まりました!」と教えてくれました。

そんな思いで育ててきた長男さんは、元野球部だったお父さんの影響もあってか高校では野球部に入り、夏の最後の大会では満塁ホームランを打ったそう!
その様子がプロ独立リーグの目に止まり、プロ球団へ入団することになりました。

プロ球団に入るため親元を離れる長男
プロ球団に入ることになった長男さんは、遠くの地で初めてパパさんと離ればなれで暮らすことに。ずっと一緒に過ごしていたため、寂しさと心配があったパパさん。空港では笑顔で見送りましたが、そのままこっそりトイレで涙したのだとか。
そんな中でも「息子の挑戦を誇りに思っているので、NPBに挑戦する気持ちがあるうちは全力でサポートしたいと思っています!」と話しています。

パパさんとお子さんたちの関係は「友達親子」だといいます。SNSのフォロワーさんからは「親友親子」「心友親子」とも呼ばれるとのこと。
「私から積極的に何でも話すので、子どもたちも隠しごとなく話し合える関係です。育児や子育ても『怒るではなく諭す!伝える!』を心がけています」と子育てについても教えてくれました。

そんなパパさんも、最初は家事がうまくいかず、1日に1枚お皿を割ってしまうことも。料理は大好きなものの、洗い物はうまくいかなかったようです。そんなときは、お子さんたちが心配してくれて、一緒にお皿を洗ってくれたというほっこりエピソードも。
今後について「子どもたちにはそれぞれの長所を生かした生き方で、社会に出ても逞しく闘ってほしいです!親は子どもの1番のプロデューサーだと考えていますので、子どもたちの長所を伸ばし、社会で立派に闘える大人へ育てたいです」と話していました。
パパさんのお子さんを思う気持ち、お子さんたちがパパさんを慕う気持ちが伝わってきますね。夢に向かって挑戦している長男さん、今後の活躍が楽しみですね。

