幼い子どもが「自分でやりたい!」と主張する姿は、親にとって嬉しくもあり大変でもありますよね。
パパさん(@bonzu_papa)が、そんな日常のひとコマをInstagramに投稿すると「楽しいだろうなあ。2人とも」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
今回は、その動画を投稿したパパさんに、撮影の経緯や息子さんへの思いを伺いました。
カートを押したがる息子とパパの工夫
抱っこ紐を使い、前向きで息子さんを抱っこしながら買い物をしていたパパさん。
当時1歳3ヶ月の息子さんは、カートを押したい気持ちが抑えられずに身を乗り出してきたといいます。
そこでパパさんは、抱っこ紐で抱っこしたまま、中腰の体勢でカートを押させる方法を試してみました。

そのときは、息子さんの表情を見ることができず、ただ前かがみで「しんどいな」と感じていたパパさん。
しかし後から動画を見返すと、そこには満面の笑みでカートを押す息子さんの姿が映っていました。
その喜びいっぱいの顔を見て「こんなに喜んでるなら何回でもやってあげよう」と思ったと振り返ります。
嬉しそうに駆け寄ってきた支援センターでの出来事
買い物カートのエピソード以外にも、パパさんにとって強く印象に残っている出来事があります。
ある日、地域の支援センターに息子さんとママさんを迎えに行ったときのこと。
パパさんの姿を見つけた息子さんは、とびきりの笑顔を浮かべ、指を差しながら駆け寄ってきたそうです。

歩き始めたばかりで足取りはおぼつかないものの、懸命にパパさんのもとへ向かう姿に「たどたどしく歩いてきたのも可愛かったです」と語ります。
自分の考えを持てる人に育ってほしい
パパさんが息子さんの今後に願うのは「自分の意見や考えを持つ子になってほしい」ということです。

SNSや情報があふれる現代では、他人の意見に触れる機会も増えます。
しかし、その中で流されるのではなく、自分自身の軸を大切にしながら成長してほしいと願っているようです。
買い物カートを押して満面の笑みを見せたあの日のように「自分でやってみたい!」という気持ちをこれからも大事にしてほしい。
そんな思いが伝わるエピソードでした。

