さまざまな理由で家や飼い主を失ったり、親とはぐれてしまったりする猫もいます。そうした猫を保護して育てることで、新しい絆やあたたかな日常が生まれているようです。
@nimonochさんが、生まれたばかりの子猫を拾ってからの1年間の様子をYouTubeに投稿すると「美猫さん」「耳がすんごい可愛い」「天使が降臨」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
猫のにものちゃんについて、@nimonochさんに話を聞きました。
小さかったにものちゃんは…
保護猫のにものちゃんが1歳の誕生日を無事に迎えられたことを記念して、これまでの成長の様子をまとめた@nimonochさん。
保護した頃は、生後数時間で体重も78gしかなかったにものちゃんがここまで大きくなってくれたことに「本当に頑張ってくれたなぁ」と感じたといいます。
「にものの生命力の強さ、生きたいという気持ちのおかげでここまで来ることができました」と話していました。

にものちゃんと出会ったのは、2024年8月12日のこと。真夏で気温40度という炎天下で、たくさんの草を被せられた状態で発見しました。
「にーにー!」と大声で鳴く姿を見て、大きめの子猫かと思ったら、草むらで小さな姿に本当に驚いたそう。
へその緒もついたまま、目も開いてない状態で一人ぼっちで鳴いている姿を見て「とにかく助けなきゃ!」という一心だったという@nimonochさん。

命を守るために全力で向き合った日々
@nimonochさんは猫アレルギーがあり、猫を飼うことは考えていませんでしたが、当時はそんなことを考えている暇はなく「命を救わなきゃ!」という気持ちだけでした。

保護したばかりの頃は、ふにゃふにゃの赤ちゃんだったため、心配事もたくさんあったといいます。
寝ているにものちゃんをミルクや排せつのために起こす際は、毎回「ちゃんと生きてくれているかな」と心配し「どうか生きていてくれ!」と願いながら起こしていたとのこと。
「それくらい、本当に小さくて儚い命でした」と@nimonochさん。
元気いっぱい!おてんばに成長したにものちゃん
にものちゃんは、今はとても元気いっぱいでおてんばな子に成長し、毎日たくさんのかわいい姿を見せてくれ「笑いの絶えない暮らしになりました」と語ります。

印象に残っていることについて「毎日の癖の強い寝相です(笑)」と@nimonochさん。
にものちゃんは寝相の癖が強く、毎晩笑わせてくれるとのこと。
また、にものちゃんはメロンが大好きで、多くの猫が好きなおやつには一切興味がなく、メロン一筋なのだとか。

今後について「毎日が『当たり前』にならないように、一日一日を大切に、どんなときも宝物のような時間として楽しく過ごしていきたいと思います!」と話す@nimonochさん。
小さかったにものちゃんは、たくさんの愛情を受けて大きく元気に育ちました。
これからも、にものちゃんと過ごす日々が楽しみですね。

