もしもの事態に備えて行う避難訓練。避難時には自分の身を守るだけでなく、周囲の人と協力し合うことも欠かせません。
＠yu_zu_popoさんが、自宅で避難訓練をしたときの様子をThreadsに投稿すると「尊すぎる」「自然と涙出てきた…」「優しさしかない空間」などのコメントが寄せられ話題になっています。
このときの様子について、ママさんに話を聞きました。
自宅での避難訓練
お子さんたちと家で遊んでいたとき、小さな地震がありました。そこでママさんは、この機会に避難訓練をすることに。
ママさんが「よし、避難訓練しよう。地震が来たらどうするんだっけ？」と声をかけると、5歳と3歳、11ヶ月の3人の娘さんは静かにダイニングの机の下にもぐりました。
ママさんが少し机を揺らしながら「揺れているから頭を守ってね」と伝えると、長女さんと次女さんは、三女さんを守ろうとしたのです。
「大丈夫だよ」「怖いよね」「本当の地震じゃないからね!」と声がけしながら、守っていたという2人の娘さん。お姉ちゃんらしく、小さな妹を守ろうとしたのですね。
ママさんは、何かがあったときにパッと行動できるように、ごっこを遊びの一環として自宅で避難訓練することがあります。
幼稚園に入園してからは幼稚園での避難訓練の様子を教えてくれるため、家で再現してもらうこともありました。
避難の仕方について教えたのはママさん。日頃からワンオペが多いため「お出かけしたときに何かあったらどうやって子ども3人を守れるだろう」と考えるようになったのがきっかけだといいます。
「もし親が近くにいない状況でも、パッと行動できるようになってくれたら嬉しいです」とママさん。もしものときにどうすればいいのかを知っておくことは、とても大事なことですね。
避難訓練を終えた後、娘さんたちに特段変わった様子はありませんでしたが…。
「遊び部屋にある小さい机より、こっち（ダイニングテーブル）のほうが大きくて安全だね」「（自転車用の）ヘルメット被ったら良さそう！」など、長女さんと次女さんは意見を出し合っていたといいます。
しかし、自転車のヘルメットは玄関にあり、取りに行くのは危ないため「とりあえず机の下にいたほうが良さそうだよね」と2人で納得した様子だったのだとか。
仲良しな三姉妹
普段の娘さんたちは、ごっこ遊びが大好きで、姉妹でいろいろな役になりながら遊びを楽しんでいるとのこと。ケンカもしますが、とにかく仲が良く、学年は違っていても幼稚園で一緒に遊ぶことがあるようです。
また、長女さんと次女さんは三女さんが大好きで、三女さんが何かをすると親のように喜んでくれるといいます。
今後について「困っている人がいれば手を差し伸べたり、お互いを支え合ったりできるような子になってほしいですが、とにかく元気に笑顔で過ごしてほしいです」とママさん。
避難訓練の様子から、娘さんたちの優しさが伝わってきました。もしものときに、お互いのことを思い合える娘さんたちの関係はとても素敵ですね。