犬の気持ちは、思わぬ瞬間に気付くことがありますよね。
ママさん(@bashiko214)が、甘える愛犬の姿をInstagramに投稿すると「この家族は愛が溢れてる」「可愛すぎる」「次男の哀愁漂う顔がいい」などのコメントが寄せられ話題になっています。
今回は、その様子についてママさんに話を伺いました。
車を見つけた瞬間に表情が一変
動画に映るのは柴犬のむぎくん、4歳の男の子です。
当時高校1年生だった息子さんと散歩中、突然むぎくんが歩かなくなってしまいます。

そんな息子さんは「迎えに来て」とママさんに連絡。
駆けつけたママさんの車を見つけた瞬間、むぎくんはすっと立ち上がり、嬉しそうな表情に変化しました。

その姿を見たママさんは、「息子もいるし1人でお留守番じゃないから」と、少し仕事を優先してしまっていたことを反省したとのこと。
一方で、息子さんは「さっきまで歩かへんかったのに、なんなんお前(笑)」と苦笑い。
歳を重ねて強まる“甘えん坊”
むぎくんは、普段からママさんに甘えることが多く、歳を重ねるごとにその頻度は増えているそうです。
特にこの時期は、冬休み中の息子さんが散歩を担当してくれていたとのこと。
仕事で忙しかったママさんに対して「私との時間が少なくて寂しかったんだと思います」と振り返ります。

そんなむぎくんは、家族間の空気をよく読む犬でもあります。
家族がちょっとしたケンカをすると、「もうやめて」と言わんばかりに間に入ってくるとのこと。
特にママさんに対しては敏感で、ママさんの表情が険しくなると抱っこをねだり、笑顔を引き出そうとするそうです。
そのためお子さんたちは注意されることが減り、ママさんとしても注意がしづらいと笑っていました。

家族をつなぐ存在
むぎくんの趣味は、トカゲを探して追いかけっこすること。
週末には山へ出かけることも多く、アウトドア活動も家族の仲睦まじい時間となっているようです。
「子どもたちが大きくなっても夫婦の会話が多く、仲良く出かけられているのはむぎのおかげです」と話すママさん。

今後については「この子を迎えるときに、うちの子になってよかったと思ってもらえるような犬生にすると誓ってこの子を迎えました。これからもむぎとの時間を大切に過ごしていきたいと思っています」と、温かく話してくれました。
むぎくんとの日常は、これからも家族をやさしく結びつけてくれる素敵な日々となることでしょう。

