手作りの家具からは、作り手の温かみが伝わってきますよね。
ママさん(@only_6_wedding)が、おじいちゃんの手作り本棚をInstagramに投稿すると「最高のじいじ」「素敵」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
今回はその裏側について、ママさんに話を伺いました。
本棚づくりのきっかけと完成までの道のり
投稿された内容は、おじいちゃんが本棚を手作りするまでの過程。
テレビ台の下に設置される本棚は、採寸からネジ止めまで細かく仕上げられています。

もともと家具屋さんやネットで、理想の本棚を探していたというママさん。
しかし、適したサイズやデザインが見つからず困っていました。

そのタイミングで、庭づくりをお願いしていたおじいちゃんの作業が、真夏の暑さで一旦ストップ。
そこから、今度はおじいちゃんに本棚を作ってもらう流れになったと言います。


家族みんなの笑顔を生んだ本棚
依頼してから完成まではおよそ2週間。
ママさんは「完成は早いし、丁寧だし、正確だし、さすがお父さん」と喜びます。
完成した本棚は、娘さんたちの本やおもちゃの指定席になっているようです。


帰宅して目を輝かせる子どもたちの様子は、まさに「作ってもらってよかった」と感じさせる光景でした。
以前より絵本を手に取る機会が増え、ソファでの読み聞かせが日常の習慣になっているそう。
幼い頃から続く“ものづくりの記憶”
昔から日曜大工が好きなおじいちゃん。
幼い頃を振り返ると、数々の手作り作品が思い出に残っているといいます。

電動糸のこぎりで干支のパズルや木の動物を仕上げ、さらにキャラクターの顔が背もたれになった椅子も手作りしました。
どれも、遊ぶ人のことを想って作られた温かい作品ばかりです。

そんなおじいちゃんは、お金には厳しい一面がある一方で、孫にはメロメロとのこと。
毎日のウォーキングを兼ねて、日課のように孫たちの顔を見に訪れているそうです。
今後について「娘たちにとっては、なくてはならない存在です。今まで以上に孫たちとたくさん過ごしてもらいたいです」と話してくれました。
暮らしを豊かにし、心を満たしてくれるおじいちゃん。
木の香りがする本棚は、家族の絆の象徴となってこれからも日常を彩っていくでしょう。

