子どもが手作りした作品は、親にとって大切な宝物。
何年経っても、残しておきたいものですね。
今回Threadsで話題になったのは、投稿者さんが小学生の時に家庭科の授業で作ったハーフパンツを愛用しているお父さんの写真。
そのほっこりする姿がThreadsに投稿されると「素敵」「思い出が詰まってる」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
投稿者さんに話を聞きました。
20年以上もハーフパンツを愛用しているお父さん
年に1度、お盆時期に帰省するという投稿者さん。
そのたびにお父さんは、同じハーフパンツを履いて出迎えてくれるのだそう。


このハーフパンツ、実は投稿者さんが小学校高学年の時に家庭科の授業で作ったもの。慣れないミシンの操作に苦戦しながら、一生懸命に作ったのだそう。
「『家庭科で作ったハーフパンツを今も現役で履いてるのすごいな…Threadsに載せよ!』と軽い気持ちで投稿しました」と教えてくれました。すると、3万件以上の「いいね」が押されたことに驚きました。
お父さんがハーフパンツ姿で登場する理由とは
お父さんのハーフパンツ姿を初めて見たとき「母の次は父が履いてるのか!」と驚きを通り越して、思わず笑ってしまったといいます。また「いつまで現役で履けるかな」と思っているそう。
今回Threadsに投稿し、多くのコメントが寄せられた中には「ハーフパンツの状態がいいので、普段は大切にしまっていて、投稿者さんが帰ってくるタイミングに合わせて履いているのでは」というものがありました。
「そんなことはないだろう」と思いながらもお母さんに尋ねると、まさかの「その通りだ」という答えが。
お父さんがハーフパンツ姿で出迎えてくれる理由には、離れて暮らす娘さんへの優しさや、さりげない愛情表現が込められていたことに改めて気づくことができ、嬉しかったと語ります。
今では優しいおじいちゃんに
投稿者さんが幼い頃は、怒ると怖いイメージがあったというお父さん。
しかし、時々作ってくれるお手製のうどんは、鰹節からダシを取るほどの本格派で、とてもおいしかったのだそう。
そんなお父さんでしたが、投稿者さんが高校生の頃になると性格もだいぶ丸くなり、厳しく叱られるということもなくなりました。
また、その頃から天然な一面も見せるようになったお父さん。
「アイスクリームのことを『ハーゲンゲッツ』と、某お笑い芸人のネタを混ぜたようなネーミングを本気で言っていたのは、一生忘れられない笑い話ですね」と話します。

帰省時でも普段通り農作業で忙しく、顔を合わせる時間も少ないというお父さん。
それでも、一緒に食卓を囲むときはニコニコと機嫌よく、他愛のない話も楽しそうに聞いてくれるのだそう。
また、忙しい仕事の合間を縫って、投稿者さんの子ども達3人を水族館や焼肉など、喜びそうなところに連れて行ってくれることも。
今では、子どもたちにも愛情を注いでくれる優しいおじいちゃんです。
Threadsに投稿することによって、お父さんの深い愛情に改めて気づいたという投稿者さん。
たとえ、年月が経っても、我が子を思う親の気持ちは、変わることはありません。
来年の夏も、ハーフパンツを颯爽と履いたお父さんと再会できるのが楽しみですね。
