縁側は室内と庭をゆるやかにつなぐ、日本ならではの心地よい空間。日向ぼっこをしたり、風にあたったりと、季節の移ろいを身近に感じられるのが魅力ですね。
@osanpobiyorisさんが、宮大工のお父さんが作った縁側をThreadsに投稿すると「美しい!」「心休まりました」「芸術品ですね」などのコメントが寄せられ話題になっています。
縁側について、@osanpobiyorisさんに話を聞きました。
お父さん手作りの縁側

宮大工のお父さんは、家庭菜園をしながらちょっと疲れたときに腰を掛ける場所が欲しいと思い、縁側を作ることに。そこで、お父さんは余った材木を集めて、簡易的に作成しました。

松の木を使用し、制作にかかった期間は10日ほど。多少の雨風でも床が濡れないように、屋根の先から下に木を付けて雨よけにしています。
虫よけ用にホームセンターで購入した蚊帳は、風に揺られて気持ちよさそうな雰囲気を出していますね。台風などの風の強い日は、掃き出し窓用に使っていた雨戸を使用できるとのこと。

見た目はもちろん、使い勝手も良さそうで素敵な縁側ですね。
投稿は多くの人から注目を集め、お父さんはまったく知らない人たちからたくさんの反応があったことで驚いているとのこと。
お父さんは完成した縁側を思ったより使っていないそうですが、お母さんは使っているといいます。縁側の居心地について「風が吹くととても気持ち良いけど、この猛暑では暑いです」と話していたのだとか。

お父さんは、宮大工歴43年で「性格は真面目でマイペースな人」と話す@osanpobiyorisさん。
「意外とおっとりもしています(笑)。以前はよく読書をしていましたが、最近は何かとYouTubeをずっと聞いて過ごしています」と教えてくれました。
今後は縁側に小さいテーブルとイスを並べて、話しながらゆっくりお茶を飲みたいとのこと。
とても素敵な縁側で癒しの時間を過ごせそうですね。

