仕事や人間関係に追われる日々の中でも、思わぬ人の優しさに癒される出来事に出会うことがあるでしょう。@kamome.kurashiさんが、夏になると玄関に届く“お裾分け”の様子をThreadsに投稿すると「素敵ですね」「ほっこりです」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
そんな心あたたまる出来事について、@kamome.kurashiさんに話を聞きました。
夏の恒例?今年も玄関にお裾分けが
ある日、玄関のドアノブにかけられていた大きな袋を見て「あ!今年も!」と嬉しく思い、いただいた野菜の写真を投稿したという@kamome.kurashiさん。

毎年夏の恒例になりつつある大家さんからのお裾分けが、大変ありがたいとのこと。
初めてのお裾分けは、夏のある夜。
仕事から帰宅すると、ドアノブに大きな袋があり「何だろう?」と中を覗いてみると、土のついたサニーレタスが2株と「生食でどうぞ。◯◯より(大家さんの名前)」と書かれた手書きのメモが添えられていました。

「このようなお裾分けは初めてだったので、驚いたのと純粋に嬉しかったです!」と当時の気持ちを振り返ります。
今回投稿に至った背景については「こんなに心あたたまることが今の時代にあるって、すごくいいなと思って。それを共有したら、想像以上の反応をいただいて驚きました」と語ってくれました。
住人や物件への愛を感じる、丁寧に暮らす大家さん
お裾分けをしてくれる大家さんは、@kamome.kurashiさんが住む賃貸のすぐ隣に住まわれており、建物の管理も自ら丁寧に行っているそうです。
「手すりをペンキで塗り直したり、階段の滑り止めを塗り直したりと、あれ?また?と思うくらい頻繁にお手入れをして下さっています」と語る@kamome.kurashiさん。

「たまに出勤時に顔を合わせると、“いってらっしゃ〜い”と声をかけてくれるんです。それも嬉しくて」と、日々の感謝を口にします。
また、不具合が起きたときもすぐに対応してくれるらしく、住民や建物をとても大切にしているのが伝わるそうです。
続いてほしい日常、つながっていたいご近所づきあい
今後について「もうご高齢ですが、大家さんご夫婦にはまだまだ元気でいてほしいです。そしてこの物件に、できるだけ長く住み続けたいと思っています」と話してくれました。
玄関先のひと袋の野菜には、何よりもあたたかな思いやりが詰まっていました。
日常に自然と生まれる優しさが、人の心をそっと和ませてくれる。@kamome.kurashiさんの投稿は、そんなご近所のあたたかさを思い出させてくれます。
