銀行員だった女性。資格取得で大転身→3年後、現在のまさかの姿に「才能豊か」「今を生きててカッコイイ」

銀行員だった女性。資格取得で大転身→3年後、現在のまさかの姿に「才能豊か」「今を生きててカッコイイ」
銀行員の頃(@kazumilizさんより提供)

「自分はこのままでいいのか」と考えたことのある人は、多いかもしれません。なかには、その思いをきっかけに新たな道を模索し、一歩を踏み出す人もいるでしょう。@kazumilizさんが、銀行を退職してからの姿についてInstagramに投稿すると「才能豊か」「今を生きててカッコイイ」などのコメントが寄せられ、話題になっています。

これまでと現在について、@kazumilizさんに話を聞きました。

銀行を退職して…

銀行員の@kazumilizさんは、勤めて5年が経ったときに転職を決意。

「あと5年後、10年後になりたい自分は銀行員をやっているかと想像してみて、何か別のことに挑戦したいと思った」と転職した理由について話してくれました。

現在の様子(@kazumilizさんより提供)

27歳で銀行を退職した@kazumilizさんは、銀行員時代に取得した資格を生かしてワインの専門商社に転職。

その後「誰かが決めたルールのもとで働くより、自分で環境を整えたい」との思いから退職し、28歳で着付け講師とヨガ講師としてフリーランスに。

大手着付け教室での経験を経て、30歳で自身の教室を開業しました。

着付け教室を運営(@kazumilizさんより提供)

“自分の環境は自分で整える” フリーとしての挑戦

着付け教室とヨガインストラクターの魅力について「自分自身と深くつながること」と話す@kazumilizさん。

ヨガインストラクターとして活躍(@kazumilizさんより提供)

「身にまとうものを大切に扱うことは自分自身を大切にすることそのものであり、ヨガや瞑想は意識を自分の内側に向け続ける作業です。日々いろいろなことに追われながら過ぎていく時間を見直し、穏やかな自分と静かに向き合う時間をもつことに、ヨガと着物それぞれに共通した美しさを感じます」

毎日好きなものを着られるように(@kazumilizさんより提供)

銀行員から着付け講師、そして次のステージへ

銀行で働いていたときと今の自分を比べて、@kazumilizさんはこのように話します。

「銀行で働いていたときは、いろいろなことの理由を自分以外の何かに求めていましたが、自分で仕事をするようになってからは身の回りで起こることはすべて自分が要因だと考えるようになりました。周りから見てどうかということよりもまず『自分はどう思うのか』を第一に考えるようになり、厳しさがありつつも生きやすくなったと感じています」

今後、@kazumilizさんは着物のコーディネートと合わせてヘアメイクも自分の世界観で発信したいといいます。仕事をしながら美容専門学校に通い、美容師免許の取得を目指して勉強中とのこと。

着付けの技術を身につけることにとどまらず、ヘアメイクやマインドセットを含めトータルで美意識を底上げする「佇まい変容プロジェクト」を展開する予定なのだそうですよ。

現状に満足することなく、新たな道に向かって進んでいく姿は素敵ですね。今後の活動も楽しみです。

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