小学1年生の宿題 息子が書いた解答に「語彙力高い」「素敵な答え」「急に哲学」「それ以外浮かばなくなりました」

小学1年生の宿題 息子が書いた解答に「語彙力高い」「素敵な答え」「急に哲学」「それ以外浮かばなくなりました」

小学校に入学して間もない息子さんが取り組んだ、ある日の国語の宿題。そこには「そうくるか」と思わせる解答がありました。@a.a.ankoさんが、息子さんの“尊い解答”をThreadsに投稿すると「語彙力高い」「素敵な答え」「急に哲学」「それ以外浮かばなくなりました」などのコメントが寄せられ、話題になっています。

投稿者である@a.a.ankoさんに話を聞きました。

小学1年生の答えが深い解答とは…?

小学校1年生の息子さんが取り組んだ国語の宿題。
これまではひらがなの練習だけだった宿題が、問いに変わり、投稿者さんは息子さんが宿題をするのを「答えられるのかな?」と思って見守っていたそう。

問題は男の子が両手を挙げている状態を示した「濁点のひらがな」からはじまる言葉(ばんざい)を書こう、というものだったそうですが、息子さんの答えは「そんざい」でした。

どこか考えさせられる解答(@a.a.ankoさんより提供)

解答を見た投稿者さんは「『そうくるか』と思いました。思いもよらない解答で、確かに答えはハッキリしていないなと考えさせられました」と語ります。

投稿には多くのコメントが寄せられ、投稿者さんは「こんなに反響があるとは思いませんでした。面白さを共有できるのは嬉しかったです」と喜びは話してくれました。

日常の会話にもセンスが光る

小学1年生ながら、語彙センスが光る息子さん。
ジュースをねだるときに「ねぇ、みんなで思い出を作らない?このジュース買ってみんなで飲んでこの空き缶をとっておけばまた思い出せるでしょう?」と交渉してきたのだとか。

また、ご近所のおじいさんに「ジィジ、かっこいいね!」と声をかけ喜ばせたり、おばあちゃんが出してくれたご飯に「バァバ、ほんっとにこんな美味しいご飯をどうもありがとう!美味しくてとまらないっ!」と感謝を伝えたり、周囲の大人たちもほっこり癒されているそうです。

ユニークな視点と発想力に注目

そんな言葉巧みな息子さんですが、実は絵を描くのは少し苦手だといいます。
理科室で見つけたものを描く課題では、ビーカーや人体模型ではなく「すいどう」を選んだとのこと。

息子さんが描いた「すいどう」(@a.a.ankoさんより提供)

我が子のユニークな視点に「一番簡単に仕上がるものを選んだのがヒシヒシと感じられる作品です」と投稿者さん。

最後に「これからは人間関係が大切になるので、世渡り上手に育ってほしいです」と語ってくれました。

ほんの一言に、子どもの自由な発想や無限の可能性が詰まっている。
そんなことを改めて感じさせてくれるエピソードでした。

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