もし、目の前に捨て猫がいたら…あなたならどうしますか?@shiba.tea0522さんが、2匹の捨て猫を発見した愛犬の優しい行動をInstagramに投稿すると「見つけてくれて、本当にありがとう」「可愛い子たち」「感動しました」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
投稿者さんに、話を聞きました。
偶然通った散歩道で愛犬が子猫を発見!
柴犬の男の子、ティーくんと日課の散歩に出かけた投稿者さん。この日は暑かったため、木陰を探しながら、いつもと違う散歩コースを歩くことにしました。

すると、気配に気づいてリードを引っ張ったティーくんに導かれ、近づいてみると、草むらで小さな段ボールに入った2匹の子猫を発見!
必死に鳴きながらこちらを見つめる様子に胸を打たれ、投稿者さんは「どうにかせねば」という思いに駆られました。

子猫たちにそっと寄り添うティーくん
弱々しく鳴いている子猫の様子に、緊迫した様子を感じ取ったのか、ソロソロと子猫たちに近づくティーくん。すると、1匹の子猫が箱から飛び出してきました。
その勢いに驚き、一瞬後ずさりしたティーくんでしたが、箱からなかなか出ようとしないもう1匹の子猫を心配そうに見つめています。
その後、ようやく出てきた子猫の体に鼻を寄せて、まるで『一緒に帰ろう』と言っているかのようでした。
投稿者さんはその姿に感動し、子猫たちを連れて帰ることにします。

帰宅後すぐ、最低限必要なミルクや猫砂を買いに急いでドラッグストアへ向かいました。その晩は、身体を洗い、ミルクをあげると、2匹は寄り添うように眠りについたそうです。
翌朝には動物病院で「健康上の問題はないだろう」との診断を受け、ホッとしたという投稿者さん。ティーくんのおかげで、小さな命を救うことができました。
家族になって、1ヶ月
子猫たちを迎え入れてからもうすぐ1ヶ月。体重も少しずつ増えた子猫たちは日に日に活発になり、部屋の中を元気に走り回るほどになりました。

積極的にティーくんにも近寄ってくるため、戸惑いながらも、まるでお兄さんのような優しいまなざしで、子猫たちを見守っています。

「3匹には、楽しい時間を共有しながらも、程よい距離感を大切にしつつ、快適に過ごしてほしいと思っています」と投稿者さんは語ってくれました。
命を守ることの大切さを、改めて感じさせてくれる出来事でした。ティーくんと子猫たちがこれからも仲良く過ごせますように。