成長とともに顔つきが変わっていくのは自然なことですが、環境や心の状態によっても、表情は変わるのかもしれません。尾松陽太(@yota_enne_ricca)さんが、16歳から42歳までの顔の変化をThreadsに投稿すると「素敵な歳の取り方」「今が1番幸せそう」「イケメン」「何があった」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
16歳からこれまでの様子について、尾松さんに話を聞きました。
子どもが生まれ、表情に変化
尾松さんが結婚したのは30歳のとき。そして40歳のときに子どもが生まれました。
子どもが生まれてから「顔が優しくなった」と言われることが増え、昔の写真と比べてみることに。
「それぞれの年齢のときに置かれている状況や環境、内側に抱えていることって、やっぱり顔や表情に出るんだなぁ」と感じたそう。
写真を並べてみるとおもしろく感じるとともに「コンプレックスの塊だった自分がこんなに変化したのだから、人は変われる」ということを伝えたいと思い、投稿することに。

自信が持てなかった学生時代
「小学2年生から高校2年生まで引きこもりがちで、不登校だったこともあり、人と同じようにできない自分が嫌だったし、親も先生もこんな自分のことなんて分かってくれないって思っていた」と話す尾松さん。孤独で、人にも自分に対しても諦めていたといいます。

高校3年生になると、自分を変えたいと思い、まずは痩せようとダイエットを始めました。90kgあった体重を半年で30kg以上の減量に成功。痩せると自然と二重になり、余計に顔がガラッと変わりました。そして、この辺りから少しずつ自分に自信を取り戻し始めたといいます。

大人になり、少しずつ余裕が生まれる
20代は地元から上京し、美容師として頑張ろうと気合いが入っていたことから「気を張って、自分にも人にも厳しいことが顔に出ていた」と感じるという尾松さん。

「30代になると独立しサロンをオープンさせたり、結婚したりして段々と夢や目標が形になってきて、力が抜けてきた感じがあります。現在は都内で3店舗経営になって仕事も順調で、子どもも産まれて幸せいっぱいです。それが顔に出てますね」と話してくれました。

投稿には多くのいいねやコメントが寄せられました。反響を受けて「反響がありすぎて驚いています。現在を肯定してくれているコメントが多くて、大変な時期や悩んでいた頃を乗り越え、諦めずに歩んできて良かったと、改めて感じています。自分次第でどんな自分にもなれるんだと、たくさんの人に伝わってくれたら嬉しいです」と尾松さん。
1枚1枚の写真から、そのときの雰囲気や気持ちが伝わってきました。これから先の人生も楽しみですね。

