父が脳梗塞で倒れ…危機感を覚えた110kg女性　ダイエットを決意すると→現在のまさかの姿に「継続されてて素晴らしい」「すごいです！」

何かをきっかけに「自分を変えたい」と思うことは、誰にでもあるかもしれません。のん（@non_110kg）さんが、46kgのダイエットに成功した様子をThreadsに投稿すると「継続されてて素晴らしい」「すごいです！」などのコメントが寄せられ、話題になっています。 ダイエットについて、のんさんに話を聞きました。 ダイエットを始めたきっかけ 「いくつかの要因がありましたが、決め手は父が脳梗塞で倒れたことです」 肥満や高血圧、不規則な生活が原因で倒れた父の姿に「自身も同じ道をたどるかもしれない…」と危機感を覚えたといいます。 「30歳で動けなくなれば周囲に迷惑をかけ、自分の人生も苦しくなる」と考え、ダイエットではなく“治療”のような切実な気持ちで取り組む決意をしました。 習慣化を重視したダイエット のんさんのダイエットは「基本知識の習得」「食事」「運動」の3つが軸。そして何より重視していたのが「習慣化」でした。 内容よりも「続けられるか」「習慣にできるか」に重点を置き「無理なく続けられる形」でスタート。 「習慣化できれば勝ち」という考えで、生活全体を逆算して見直しました。 「最初は“痩せること”より、“生活リズムを整える”ことが目標でした」 1〜2ヶ月で生活が安定し、食事も見直した初月で2〜3kgの減量に成功。1年で30kg以上減り、XLサイズが着られるようになったときには「ちゃんと痩せてきた」と実感できたそうです。 ダイエットで大変だったこと 「大変なことは多すぎて、一つに絞れません」 10〜15kg痩せた頃でも「どうせ続かない」と言われ、悔しさや孤独を感じたことも。さらに体調を崩して生活リズムが乱れたり、ウォーキングマシンに夢中になり膝を痛めたこともありました。 「健康な体がなければ続けられない」と気づき、無理せず休みながら、少しずつ進んできたといいます。 「痩せればすべてが変わると思っていたけど、心が変わらなければ意味がない」 40kg痩せた頃、そのことに気づいたのんさん。一度はすべてをやめようとした時期もありましたが、Instagramでつながった仲間からの言葉に救われたそうです。 また、モチベーション維持のために「体重」ではなく「毎日の行動」に目を向けるように。 「◯◯ができた」「今日は歩けた」「食事を整えられた」と、そんな小さな達成を積み重ねることが、継続の力になっていきました。 今後の目標は… 今後の目標は「標準体重の達成」。のんさんは「60kgを切ってみたい」と話します。 さらに「習慣化こそがダイエットの最短ルート」という考えを、かつての自分のように何も続けられなかった人たちに伝えていきたいとも。 「ダイエットを通じて『自分を変えたい』という気持ちが芽生え、約2年かけて弱さと向き合いました。その結果、以前より心も体も前向きになり、少しずつ強くなれたと感じています」 「習慣とダイエットには、自分を変える力がある」 今後はその思いや経験を発信し続け、いつか本を出版してまとめたいという夢も語ってくれました。 自分を見つめ直すことで、心身ともに前向きになれたというのんさん。ダイエットの方法は、人によって合うものが異なるので、自分に合った方法で前向きに取り組めるといいですね。 Threadsで見る