車で息子を送った直後……中1息子「お母さん」その後、まさかの連絡に「面白い」「まさかすぎる」

車で息子を送った直後……中1息子「お母さん」その後、まさかの連絡に「面白い」「まさかすぎる」

今回は、水泳部に所属する中学生1年生の息子さんの送迎中に、思わぬLINEを受け取ったというミカさん(仮名・40代・専業主婦)に、ちょっぴり笑えるエピソードを伺いました。

プールへ送ったはずが…まさかの忘れ物LINE

「息子は水泳部なのですが、学校にプールがないため、車で片道20分ほどの場所にあるプールまで私が送迎しているんです」と話すミカさん。いつものように息子さんをプール前で降ろし、駐車場でUターンしようとしたその時、息子さんからのLINEが届きました。「画面には、私(お母さん)の名前が連打されていて、何か緊急事態かと思ったんです」。
慌ててLINEを開くと、そこにはまさかの一言。「『水着忘れた』って…!毎日持っていくものなのに、なんで今日に限って忘れるの!?と、本当に呆れました」とミカさんは苦笑します。

帰ろうとした瞬間のSOS

そのLINEが届いた時、ミカさんはちょうど帰路につこうとしていました。「もうUターンして、さあ帰ろうと思っていた本当にその瞬間だったんです。よりによって、一番タイミングの悪い時に…」と、当時の状況を振り返ります。

電話じゃダメだった息子の言い分


忘れ物に気づいた息子さんが、なぜ電話ではなくLINEで連絡してきたのか。その理由を後日尋ねてみると、「電話したら、プールサイドに響き渡るくらい怒鳴り声を浴びると思った」という、なんとも切実な答えが返ってきたそうです。
「まさか、私がそんなに恐れられているとは…と、 ちょっとだけ反省しました」とミカさんは言います。それでも、何とかして伝えようと、お母さんの名前を連打してきた息子の行動には、「一瞬のうちに色々考えたんだなと、妙に感心しました」と複雑な心境を明かしました。

呆れ顔で水着を買いに走る母

予想外のLINEに、ミカさんは一瞬呆然としたと言います。「取りに帰る時間もないし、せっかく息子が泳ぎに来たのに…と思い、結局、そのまま水着を買いにプールまで引き返しました」とその時の行動を語ります。

子どもの機転に感心しつつも…

今回の出来事を通して、ミカさんは「子どもって面白いな」と感じたそうです。
「たまたま私がLINEに気がついたから良かったものの、もし気づかなかったらどうするつもりだったんでしょうね。
『水着忘れたなら電話してきなさいよ!』と言ったら、『だって、めっっっちゃ怒鳴り散らすと思ったんだもん!!』って返ってきて…」
それでも、「何とか伝えようとお母さんを連打してきたのは、一瞬のうちに考えたんだなとあきれるとともに妙に感心しました」と、息子のとっさの判断力には驚かされたようです。

その後、母はヒステリーを封印!?

このやり取りの後、ミカさんは「私もそんなに怖いのか…と反省し、なるべくヒステリーを起こさないように心がけるようになりました(笑)」と、自身の中で小さな変化があったことを明かしてくれました。
世代間のコミュニケーションツールは変化しても、親子の間には様々なドラマが生まれるものですね。

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