心や体の変化に戸惑う女性も多いもの。そんななか、前を向く力をくれるのは、身近な人の存在や夢中になれる何かかもしれません。ヨガ講師のよーこ(@yoko_plussizeyoga)さんが、更年期で体重が増えたときの旦那さんの言葉についてInstagramに投稿したところ「最高のご夫婦」「素敵な旦那様」「励まされます」など多くの共感の声が寄せられ、話題を呼んでいます。旦那さんの言葉やヨガとの出会いなどについて、よーこさんに話を聞きました。
ヨガとの出会い
よーこさんは、34歳のときに近所にヨガ教室ができたことを機に、ヨガを始めました。それまではジムに通っていたものの雰囲気が合わず、プールで泳ぐ日々。
そんななかで出会ったヨガに惹かれ、始めは「痩せたい」という目的だったものの、次第にメンタルが安定。
「人格が変わった」と感じるほど夢中になっていきました。
更年期での体重増加
45歳頃から更年期による体重増加が始まり、3年間で15kg増。服のサイズもLLから3L、そして4L寸前にまでなります。

太った自分を受け入れられず、かといって痩せることもできず、葛藤のなかにいました。しかし、そんなよーこさんを旦那さんは体型に関係なく、まるごと肯定してくれていたそうです。


旦那さんからの言葉
旦那さんがかけてくれた言葉は「太っても中身は一緒でしょ。50kgでも100kgでも中身よーこだよね」でした。その一言で「夫はずっと私を全肯定してくれていたのに、私は自分を受け入れられていなかった」と気づいたといいます。
「今のままでも何も困っていないし、ちょっと人より太っているだけ。私は実はとても幸せなんだ」と思えるようになり、自分自身を肯定できるように。家族という一番大切な存在が「それでいい」と言ってくれていることで、他人の声にも左右されなくなったそうです。

旦那さんは今も昔も変わらず全肯定の姿勢。更年期で寝込んでいたときも、元気になった今も、変わらぬ優しさで支えてくれているといいます。
「私の体調を心配したり、家事をたくさんやってもらったりという負担を減らせたことが、本当に良かった」と語るよーこさん。
旦那さんの「他人が何と言おうと、俺がいいって言っているんだからいいの!」という姿勢は、出会った頃から一貫して変わらないそう。よーこさんは「私が受け取れていなかっただけで、今ようやく、素直に受け取れるようになったんだなと思います」と話しています。
自分が自分をどう思うか
今後について「体調が変わり自信を失いがちな50代の女性に、ヨガを通して心と体の健康を届けたい」と語るよーこさん。
「幸せは、誰かからもらうものではなく、自分が自分をどう思うかで決まるもの」とも。

また、よーこさんは「体がかたい50代ぽっちゃりさんでも、一緒に楽しめるヨガ環境づくりを5月からスタートする予定です。元気に・楽しく・健康に、そして幸せになりたい方、一緒にヨガしませんか?」と呼びかけています。
よーこさんのこれからの活動も楽しみですね。多くの人が元気をもらえそうです。