孫の喜ぶ顔を見たくて、誕生日プレゼント選びに悩むおじいちゃんやおばあちゃんは多いのではないでしょうか。
3歳の誕生日を迎えるお孫さんのために、じいじは段ボールでショベルカーを作りました。
その様子を@yorozuya_cardboardcraftさんがTikTokに投稿すると、完成品のクオリティーの高さに「工作の領域超えてる」「売り物にしか見えない」「じいじ私にも作って下さい」などのコメントが寄せられ話題になっています。
今回は、投稿者の@yorozuya_cardboardcraftさんに話を聞きました。
孫の誕生日のために4ヶ月かけてショベルカーを手作り

じいじは、お孫さんの誕生日の4ヶ月前に、段ボール工作でショベルカーを作ることを決意しました。お孫さんはショベルカーが大好きで、ミニカーや模型を持っていたため「同じようなものでは喜ばないだろう」と考え、リアルで乗れるショベルカーを作ることにしたそうです。
お孫さんの喜ぶ顔が見たかった一心でのアイデアでした。

もともと、若い頃から段ボール工作が好きだったというじいじは、身近にある素材を使っていろいろな作品を作っていたそう。
じいじは現役で働きながら、夜間と週末に4ヶ月かけて制作を続けました。日中は趣味の日曜大工を楽しむため、家のリフォームも並行して行っていたといいます。

「ショベルカー制作で大変だったのはアームの動き」と話すじいじ。手元のレバーでアームを動かすためにワイヤーを使ったが、動きに満足していないため改良を考えているとのこと。また、キャタピラーの動きにもこだわり、次回作では手動ではなく電動で動かすギミックを追加したいと意気込んでいます。
気になるお孫さんの反応は…

ショベルカーをプレゼントする誕生日パーティー当日は、部屋の隅に布で覆い「じじのお仕事の物だから触らないようにね」とお孫さんにあらかじめ注意しておいたという念の入れようでサプライズを決行。
パーティーが盛り上がる最中、いよいよじいじからのプレゼントをお披露目です。

布に覆われたショベルカーが現れると…
最初はキョトンとした様子のお孫さんでしたが、周りから「ショベルカーだよ」と言われ、狂喜乱舞の大喜び!予想以上の孫の反応に、じいじも満足そうでした。

@yorozuya_cardboardcraftさんは、幼少期からお父さん(じいじ)の段ボール工作を見て育ち、今回の作品を見て「相変わらずのクオリティーだな」と感心したそうです。また「SNSでの反応を見てみたい」と思い、投稿を決意したと話してくれました。
投稿後、1日で1000件以上の「いいね」と10万回以上の再生回数を記録し、ネットの力を実感したとのことです。
気になるじいじの次回作は?
投稿から9ヶ月ほど経った現在、じいじは作品を複数制作しつつ、各部のクオリティアップ&アップデートに励み、完成品を知人の家に持ち込んでは、動画も撮影しているといいます。次回は、クレーンゲームか、重機の別バージョンに挑戦する予定だそう。
じいじの探求心は、まだまだ続きそうですね!