用水路に大量の金魚が放流されている光景を見たことがありますか?そんな金魚たちを保護し、YouTubeで発信すると「もっと拡散するべき」「悲しい現実」「強い愛情」との声が上がりました。
今回は、投稿者であるエマスちゃんねる/EMAS CHANNEL(@emaschannel6853)さんに話を聞きました。
用水路に大量の金魚が…
普段はアクアリウムの素晴らしさや、生き物の生態を動画にまとめて発信している投稿者さん。
しかし、今回の動画はいつもとは少し異なる内容でした。

ある日、友人から「用水路に大量の金魚が放流されている」と相談を受けた投稿者さん。
その友人を連れて現場に様子を見に行くと、確かに用水路には場にそぐわない真っ赤な金魚たちが泳いでいたのです。
今回この動画を発信する経緯として「ペットや魚の放流や飼育放棄の現実をたくさんの方に知ってもらいたい」という思いが前提にあったという投稿者さん。
飼えないからといって逃がすのではなく、飼えないならそもそも飼育しないというのが生き物飼育の大前提でもあり、飼う前によく考えてから飼育してほしいという願いから、動画を制作して発信することにしたといいます。

大量の金魚を見て…
動画では川につながる用水路に大量の金魚が放流されていました。
そんな金魚たちを見てまずは「驚いた」という投稿者さん。
放流されていると言ってもせいぜい20~30匹程度だと思っていたため、大量の金魚が放流されている現場に言葉を失ったそうです。
そして、そこから比較的元気な300匹ほどを家に持ち帰り、飼育することに決めた投稿者さん。
しかし、度重なる環境の移り変わりもあってか、現在は約半分の150匹ほどに減ってしまったといいます。

保護後も命を救うことが難しい状況が続いており、金魚の状態や放流問題が一層深刻であると感じられます。

今後は「今まで生き物に興味がなかった方にも関心を持ってもらえるように、身近な生き物やこれまでやってこなかったことにもチャレンジし、視聴者層を広げていきたい」と話してくれた投稿者さん。
生き物の魅力を伝えることを通じ、広い視点での活動が今後の発信内容にも表れそうです。

用水路に大量に放置されていた金魚を保護し、その現実を広めた投稿者さんの活動は、多くの人々に生き物との向き合い方を考えさせるものでした。
投稿者さんの活動がより多くの人々に伝わり、生き物に優しい未来につながることを願っています。