自分で棚や家具を作ったり壁紙を変えたりなど、最近人気のDIY。チャレンジしてみたことのある人も多いのではないでしょうか。@inada_keiichi0314さんが、自宅に作った自作の映画館をInstagramに投稿すると「天才過ぎてビビった」「感動」「見に行きたい!」「ロマン」「最高」などのコメントが寄せられ話題になっています。
自作の映画館について、@nada_keiichi0314さんに話を聞きました。
自宅の和室が…
もともと島での古民家暮らしに憧れていた@inada_keiichi0314さん。2階建てで庭と駐車場付きの5DKの一軒家を借りられることになりました。1番奥にあった日当たりの悪い和室をリノベーションしようとしたところ、友人から「映画館とかいいやん」と言われたのがきっかけで、映画館を作ることに。
調べてみると、世の中には家に映画館を作った人がいっぱいいたといいます。
「これで本当に作って映画見られたら絶対やばい!」と思ったことから、リノベーションをスタートさせました。また、高校生のときから1人で映画館に行くほどの映画好きでもあったそう。
もともとの和室は、クローゼットと窓のある一般的な部屋。リノベーションにはだいたい1週間ほどかかりました。
それから期間を空けて、映画館の売店も作り、さらに本格的になりました。
映画館を作るにあたり、大変だったことは「ペンキ塗り」でした。塗装や建築の知識がなかったため、塗料がのりにくい素材の壁紙に何回も塗料をのせ、無理やり塗っていたといいます。
映画館のこだわりは、ポスターと映画館の扉、オンエアーの灯りです。予算がなかったため、アイデアで乗り切ったのがこだわりのポイントになっています。オンエアーの赤いランプは、100円均一のティッシュ箱を改造したそうですよ。
実際にこちらの部屋で映画を観ると「最高でした」と話す@inada_keiichi0314さん。映画を観終わったあとに、照明をじんわりつけた瞬間の少し眩しい感じが映画館と一緒だったのだとか。
とても素敵な映画館ですが、実はこちらの家はあと2年で取り壊しが決まっているといいます。新しい家に引っ越したあとも、映画館に最適な部屋があればまた作りたいと話していました。
また、@inada_keiichi0314さんはジムも作ろうとしていましたが、断念したそうです。今後チャレンジしてみたいのは、露天風呂だといいます。現在はお風呂がないため「浴室から扉で続いている庭に温泉施設の露天風呂みたいなものをつくって、冬はお風呂に入ろうと思っています」と話していました。
とても素敵で本物の映画館のようなお部屋でしたね。これからチャレンジするという露天風呂も楽しみです。