猫嫌いなワンコが『フレンドリーな猫』と1ヶ月生活した結果「つられて猫化」「可愛いわ～」

ワンちゃんによっては、猫ちゃんと仲良しな子もいればそうでない子もいるでしょう。 ＠second.peace.0707さんが、猫が苦手なワンちゃんの驚きの変化をInstagramに投稿すると「つられて猫化」「可愛いわ～」などのコメントが寄せられ話題になりました。 このときの様子について@second.peace.0707さんに話を聞きました。 猫が嫌いなファジーくん シェパードのファジーくんは猫が苦手。そんなファジーくんが出会ったのは、保護猫のみゃおちゃん。 外で生活していたみゃおちゃんは、ほかの動物を見慣れていたのか、家に来た初日からワンちゃんたちに興味をもっていました。しかし、ワンちゃんと猫ちゃんにも相性があり、追いかけてしまう子もいました。そのなかで、落ち着いてみゃおちゃんと接触でき、攻撃性のないファジーくんが仲良くなって一緒に遊んでくれるように。 ファジーくんも、もともとは保護犬として迎えられた子でした。とても賢く、あとから来る保護動物に対して配慮できるところがありました。 みゃおちゃんを迎えたばかりの頃は、念のために1階と2階に生活住居を分けてお世話をしていた@second.peace.0707さん。動物同士は必ず仲良くなれるとは限らないため、個々の様子を見ながら別々の部屋で飼うなどの配慮も必要になります。 生活住居を分けて過ごしていた2匹ですが、ファジーくんが興味をもってみゃおちゃんに近付くようになりました。積極的なみゃおちゃんと仲良くなるのに、そう時間はかからなかったといいます。 ファジーくんは猫が苦手といっても、同じ家に住んでいる子は仲間と認識してくれるため、1週間ほどで打ち解けだし、1ヶ月でマブダチのようになったそう。2ヶ月目には一緒に眠ったり、@second.peace.0707さんのお風呂待ちを一緒にするほど仲良しになりました。 もともとファジーくんは@second.peace.0707さんのそばにいることが多く、みゃおちゃんのお世話に行く際に一緒についてきていました。そこから遊ぶ時間が増えて仲良くなったようです。一緒の空間にいる間は、みゃおちゃんがずっとファジーくんの後を追っていたのだとか。 動画作成のきっかけ 動画作成のきっかけは、保護猫に対する思いを伝えたかったからでした。みゃおちゃんは元野良猫で、@second.peace.0707さんが保護をして里親募集をしていました。保護猫というと「懐きにくい」や「ほかの生き物と仲良くできない」というイメージが先行しがちです。しかし「愛情次第でこんなにも仲良くなれるんだよ」ということを伝えたかったといいます。 そんななか、みゃおちゃんとファジーくんが仲良くなりすぎて「ファジー（犬）の方が猫化してしまった」というのをコメディ風にまとめたとのこと。 @second.peace.0707さんは、みゃおちゃんを保護してから約2ヶ月一緒に生活をしました。ファジーくんは一緒にいる間はとても仲良く遊んでいましたが、みゃおちゃんが卒業した後も、変わらずのんびりと暮らしているといいます。保護活動で動物たちの出入りが多いせいか、ファジーくんはそこまで気にすることはなかったようです。 「飼い主が一番なので、わたしがいればいいそうです（笑）」と話していました。 保護活動への思い @second.peace.0707さんは「セカンドピース」を立ち上げ、保護活動をしています。保護活動への思いについて「こういった保護動物の動画を取り上げてくださること、とても嬉しく思います。もともとInstagramで本格的に発信し出したのが開業の少し前で、世の中で助けを求めている子たちがまだまだいるという事実を伝えたくて始めました。わたしの動画を通して、保護犬たちとの暮らしや変わっていく表情、辛い思いをしていた子が新しい生活を始める様子を見て、知ってほしいです。この活動を通して助けを求めている動物の架け橋になりたいと思っています」と教えてくれました。 また、見ている人たちに「自分でもできることがあるということを知ってほしい」とも話していました。 「情報を発信する、寄付する、保護する、ボランティアをする、虐待で苦しむ子を通報する…どれも立派な保護活動だと思います。何かしたいけど何もできないと思っている方も、一歩踏み出してもらえたら嬉しいです」と@second.peace.0707さん。 @second.peace.0707さんの発信からは、保護活動への強い思いを感じられます。見ている人たちが一歩踏み出すきっかけになってほしいです。 この投稿をInstagramで見る セカンドピース のんちゃん(@second.peace.0707)がシェアした投稿