「日本と言えば寿司やアニメ」というイメージを持つ外国人は少なくないでしょう。しかし、イギリス人の@rebeccamay.jpさんがその”当たり前”のイメージに疑問を抱いた結果を動画にしたところ、TikTokでは「意表をつくかんじ」「この質問はオモシロい」などのコメントが寄せられ話題になっています。
今回は、この動画の投稿者である@rebeccamay.jpさんに話を聞きました。
日本を深く知らない観光客
動画では日本にきた観光客に扮した@rebeccamay.jpさんが、日本の人に「オススメの寿司とアニメを教えてください」と話しかける寸劇から始まります。
しかし、日本人でもお寿司が苦手な人もいれば、アニメをまったく見ない人もいるでしょう。
「お寿司はあまり食べない」「アニメはあまり詳しくない」と返されると、日本にきた観光客は「ここはアニメとスシの国では?」と、日本に対して強い先入観と思い込みがあったというストーリーです。
この動画を作成したきっかけを聞いたところ「アニメ」と「寿司」が外国人が日本について話すときに、一番思い浮かべたり尋ねたりするものであるため、この日本のイメージが作られていることを日本人はどう感じ、どうコメントするのだろうかと思ったからだといいます。
「イメージ」が強い日本
@rebeccamay.jpさんも、最初は日本に対して「アニメ」や「寿司」の強いイメージを持っていたとのこと。
そこから、日本の社会や歴史、より深い文化に興味を持って勉強するようになったといいます。
そして「日本に特別な興味がない人は、メディアや大衆文化に見られるような単純な日本観を持っているかもしれない」とも話してくれました。
また、イギリスに留学した@rebeccamay.jpさんの日本人のご友人たちも、現地ではアニメなどについて詳しく聞かれたといいます。しかし、その日本人のご友人たちも当初はイギリスについて詳しく知らなかったため、お互いの文化について気楽に話していたそうです。
日本のいいところは!?
今回、イギリス人の@rebeccamay.jpさんに「日本のいいところは何かありますか?」と尋ねると「日本では大多数の人が他人のスペースを気遣うように努力している」「電車に携帯電話を置き忘れたことがあるが、返ってきた」と体験談を踏まえて「人々がお互いに思いやりをもっていることです」と答えてくれました。
日本人の思いやりや公共の場での礼儀正しさが、海外の方にとっては魅力的に映っていることがよくわかります。
「文化の違いについてもっと深く語る長いスタイルのビデオを投稿したい」「他のクリエイターをビデオに登場させて、両国で経験したことを聞いてみたい」と、今後やりたいことも話してくれた@rebeccamay.jpさん。
異文化理解をさらに深めた、今後の投稿も楽しみですね。