電車でぐずりだしてしまった3歳の娘 すると、隣の席に座っていた女性の言動で「降りるまで良い子でいられました」
人はふとしたことがきっかけで大きく変わることがありますよね。
今回は「ママと娘を一言で変えたお婆さんとの出会いのお話」を紹介します。
電車の中で静かにできない娘に…
アキホさん（仮名）と娘（3歳）が電車に乗っていたときのお話です。娘ちゃんはじっとすることが苦手で、電車の中でとてもはしゃいでいました。他の人の迷惑にならないよう、アキホさんは「じっとしてて」と娘ちゃんに注意しました。するとみるみる機嫌が悪くなり、ぐずり始めてしまったのです。
電車の中ということもあり、アキホさんは困ってしまいました。すると隣の席に座っていたお婆さんが娘さんに飴をくれて「お母さんの言うことは聞くんだよ」と優しく諭してくれたのです。アキホさんがお礼を伝えると、「大変だろうけど育児頑張ってね」とあたたかい言葉をかけて、電車から降りていきました。
その後、娘さんの機嫌も良くなり、お婆さんに言われた通り電車を降りるまで良い子でいられたのです。
一言で変わった娘
アキホさんにそのときのお話を聞いてみました。
ー助けてもらったとき、相手に対してどう思いましたか？
とてもありがたかったです。その日は慌ただしく時間に余裕がなくストレスも貯まっていたので、そのお婆さんの行動にはとても救われました。
そのときは、お婆さんに「ありがとうございます」としか言えなかったのですが、もし次もまた出会えたらもっと話してみたいなと思っています。娘はお婆さんと出会う前と比べて、素直に言うことを聞ける子に成長したように感じます。
ー子育てならではの大変さを感じることを教えてください。
特に私の娘はじっとすることが苦手なので、電車など静かにしなければいけない場所では泣いてしまったり、大声を出してしまったりすることがあります。
出会いのおかげで娘も自分も変われた
ーこの体験を通して、何か意識していることや気持ちの変化などはありましたか？
娘が良いことをしたり、良い子にしたりしているときはたくさん褒めてあげるようになりました。そうすると自分から率先して行動するようになって嬉しい変化がありました。
ーこの経験を誰かに話したことはありますか？
私の母親に話したところ、「世の中にはそういった良い人が沢山いるから（出会いに）感謝しなきゃね」と言っていました。
ー子どもと一緒にいて困ったとき、周りにどういった対応をしてもらえると嬉しいと思いますか？
手助けしていただけるとありがたいです。
ーこの経験を通して、同じような状況で悩む方にどのようなことを伝えたいですか？
育児は大変だと思いますが、まずは焦らずにゆっくりと行動することが大事です。そして子どもたちには小さい頃から何をして良いのか悪いのか教えていくことが一番大事だと思います。
そして良いことをしたときはたくさんほめてあげてください。
アキホさんはそのお婆さんの行動がとても素敵に感じ、娘さんとも「あのお婆さんカッコ良かったね」と話したそうです。一言で2人に大きな影響を与えてくれたお婆さんとの出会い。まるで魔法使いとの出会いのような素敵なお話でしたね。
※こちらは実際にユーザーから募集したエピソードをもとに記事化しています。
