小さいお子さんを連れての外出は、時に大変なこともありますよね。
今回紹介するのは「子どもが道端でぐずってしまったときのエピソード」です。

イラスト:yoyoi(@yoyoi_mu)

帰り道に歩けなくなってしまった娘

C子さんが生まれたばかりの息子くんと2歳になったばかりの娘ちゃんを連れて出かけた時のエピソードです。

息子くんの検診へ2歳になったばかりの娘ちゃんを連れて行くと、帰りに娘ちゃんがぐずってしまい歩けなくなってしまいました。
どうしようかと困っていたC子さん。すると、泣き声を聞きつけた目の前の洋食屋さんの女性が出てきて「大丈夫?ちょっと休んでいく?」と声をかけてくれたといいます。

C子さんは喉も渇いていたので休憩させてもらうことに。中には50代~60代くらいの女性店員が3人いました。店員さんたちが娘ちゃんをあやしてくれたため、娘ちゃんの機嫌はすっかり元通りになったといいます。

帰り際、C子さんが飲み物代を払おうとすると、店員さんはなんと「いらない」と言ってきたのです。
「私が無理やり呼び止めちゃったから」という女性に、奥からマスターらしき男性が出てきて「ここは僕がご馳走するから今度はご飯食べにきてよ」と言ってくれました。
C子さんは「疲れた体がすっと軽くなる幸せなひとときでした」と話してくれました。

店員さんにお礼を伝えると…?

C子さんは後日、旦那様も連れて美味しいハンバーグを食べに行ったといいます。
C子さんにこのときのことについて聞きました。

ー店員さんのこの対応についてどう思われましたか?
クタクタだったので本当に涙が出そうなくらい嬉しかったです。
お礼を言うと「こちらこそ可愛い子たちと遊ばせてくれてありがとう」と逆にお礼を言われてしまいました。

ーこの体験を通して、何か意識していることや気持ちの変化などはありましたか?
困っている人を見たらすぐに行動に移せるようにしたいと思いました。
困ってる人を見つけても中々声を掛けづらいことが多いかと思いますが、些細な声がけでも心が満たされることを実感しました。

※こちらは実際にユーザーから募集したエピソードをもとに記事化しています。

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