Twitter上で「RT(リツイート)した分だけ○○をする」といった企画を見たことはありますか?RTされた分だけ投稿者が挙げた企画をやりきるというもの。その企画を3年経った今も続けているのは、画家としてお仕事をしている晴夏さん(@_harenatsu)。
晴夏さんが2020年4月にツイートした企画の内容は『「罫線で遊ぶ動物」が1RTにつき1匹増える手帳です』というもの。その投稿はTwitter上で22,000RTされており、その企画は現在も継続しているようです。
度々投稿の進捗をアップしている投稿には「本出して欲しいくらい凄い」「描かれている動物すべて愛らしい」「当時1匹増やしてしまいました」などのコメントも寄せられています。

きっかけはコロナ禍

ー「罫線で遊ぶ動物」を描くことになったきっかけについて教えてください。

当時新型コロナウイルスの感染拡大が始まり仕事が減ってしまっていたので、話題作りのために始めました。

ー「罫線で遊ぶ動物」を描き始めたのはいつ頃からでしょうか?また、現在の記録について教えてください。

描き始めたのは2020年4月8日からで、現在の記録は3394匹です。

「罫線で遊ぶ動物」(@_harenatsu@さんより提供)

ー「罫線で遊ぶ動物」のイラストはどのような頻度で描いていますか?また、1匹書き終わるのにどのくらい時間がかかるのかも教えてください

空いた時間に描いているので 頻度はまちまちです。
1匹描くのにかかる時間は、概ね5~20分です。

物心がついたころから画家を目指していたという晴夏さん。
現在は油絵や水彩画、シャッターアートや壁画等の絵を描くお仕事をしています。

こだわりは色の使い方

ー苦労・工夫したところや「ここはこだわった」というところはありますか?

罫線で遊ぶ動物シリーズについては苦労したところは特にありません。こだわっているところは、色の使い方です。

晴夏さんが描く動物の絵は、色合いもリアルで思わず写真だと間違えてしまう方も少なくないのではないでしょうか。
1つひとつ丁寧に描かれているからこそ、見た人を惹きつけるのかもしれません。
また、“罫線で遊んでいる様子”が可愛らしいですよね。

「罫線で遊ぶ動物」(@_harenatsu@さんより提供)

ー晴夏さんはいつから絵を描いているのですか?

親からは「字が書けないような年齢の時からどこにでもスケッチブックと鉛筆を持ち歩くような子どもだった」と聞いています。
仕事で絵を描き始めたのは4年程前です。
子どもの頃から、周りの子どもたちとは違うような絵を描く子だと言われていました。

ー 今後挑戦したいことはありますか?

何でも挑戦したいと思っていますが、特に今やってみたいのは、音楽のLIVEでライブペイントのパフォーマンスをすることです。

ユーザーからの多くの要望があり、近日中に「罫線で遊ぶ動物」シリーズのシールが発売されます。

「罫線で遊ぶ動物」シリーズのシール(@_harenatsuさんより提供)

今にも浮かび上がって来そうなリアルな動物たち。晴夏さんの絵を楽しみにしている人は多いでしょう。
今後も増え続ける「罫線で遊ぶ動物」が楽しみですね。

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