「もう、いいかい?」「まーだだよ」子どもが大好きな遊び「かくれんぼ」。今、「お互いに相手が隠れるものだと思って始まった3歳と2歳のかくれんぼ」というツイートが30万超のいいねがつき話題になっています。2人ともしっかりと顔を壁につけ、周りを見ないようにしているところから真剣に取り組んでいる様子がうかがえます。兄弟の親である刺繍作家の田口ナツミさん(@NatsuTagu)に話を聞きました。

田口さんの家では1日で5〜6回かくれんぼをしています。ただ、1回のかくれんぼをするのにかかる時間は1分くらいとのこと。2人とも隠れるのがまだ上手ではないからなのか、お互いにすぐ見つけてしまうそうです。今回のかくれんぼは、お兄ちゃんが「かくれんぼをしよう!」と言ったことから始まりました。

お兄ちゃんは、“弟も鬼をしていること”にいつ気がついたのでしょうか。
「2人で『もーいーかい?』『もーいーかい?』と言い合っていたのですが、何回か繰り返しているうちに、お兄ちゃんがおかしいと思い振り返りました。弟も目を隠して『もーいーかい?』と言っているのを見て、『ちょっと待ってよ〜なんでいるのよ〜』と笑っていました」

『弟も鬼をしていたことに気が付いた3歳児。』(@NatsuTaguさんより提供)

その後、お兄ちゃんが「僕が隠れる!」と言ってソファの下に隠れたので、正しい形のかくれんぼが始まったそうです。

コメント欄では、かくれんぼをしているスペースが何の場所なのか?疑問に思っている人も…。
「わたしは、昔から机の下に潜るのが大好きだったので、子ども達にもワクワクする場所を作ってあげたいと、設計段階から考えていました。もし子ども達が気に入らなかったら、ロボット掃除機の収納場所にしようと思っていたのですが、毎日遊んでくれています。無事気に入ってもらったようです」

『3歳と2歳がもうすぐ来る台風に備えています。』(@NatsuTaguさんより提供)

かくれんぼの時には、まだ目を閉じて数えるのが難しいためか、2人は好んでここに入って、ベッタリと顔をつけなくてもいい部屋の角に顔をつけて数えることが多いそうです。

以前から田口さんは子ども達のかくれんぼの様子をツイートしています。変化はあるのでしょうか。
「子ども達の“隠れない”かくれんぼが、わたしは大好きです。半分見えている顔が、『早く見つけて』と言わんばかりにキラキラしていて、思わず笑ってしまいます。最近はソファの下やカーテンの裏に隠れることを覚えて、レベルが上がってきているなぁと思っています。ただし、足が丸見えだったり、カーテンが透けて見え見えだったりするので、まだ忖度は必要です」

『「かくれんぼ、みつけてね!」って3歳に言われてるけど難しい。』(@NatsuTaguさんより提供)

最近は、隠れたママ(田口さん)を探すのが、兄弟の流行りだそうです。田口家のかくれんぼはどう進化していくのでしょうか、これからも楽しみです。

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