家族とともに長い時を重ねてきたものには、言葉にできない特別な重みが宿るものです。
「私が生まれた年に、もみじの双葉から育てた盆栽。私と同じ68歳。立派になりました」という一文とともに写真が投稿され、SNSで大きな話題となりました。
一体、どのような投稿だったのでしょうか?投稿者の@yusan5114さんに話を聞きました。
68年前の小さな芽、父が育て続けたもみじ
現在68歳の@yusan5114さんが投稿したのは、98歳になるお父さんが長年育ててきたもみじの盆栽の写真でした。
@yusan5114さんが生まれた年、まだ赤ちゃんだった@yusan5114さんと両親で近所の公園に出かけた際に、紅葉(もみじ)の木の下にたくさんの双葉が生えていたそうです。
公園で見つけた小さな芽をきっかけに、お父さんが植木鉢で育て始めたとのこと。当時は盆栽の知識もなく、ほんの気まぐれだったといいます。

それから68年。@yusan5114さんと同じ歳月を重ねたもみじは、幹も太く、堂々とした立派な姿に育ちました。投稿には「すごい!」「美しい」「感慨深い」といった声がたくさん寄せられ、大きな反響を呼んでいます。
「娘と同じように、愛情を注いで育ててきた」
@yusan5114さんは「私と同じ歳の盆栽」と言われても、長らく興味がなく「ふーん、という感じでした」と振り返ります。
お父さんが98歳になり「これはちゃんと聞いておかないと」と思うようになってから、もみじの盆栽を愛おしく感じるようになったのだとか。
お父さんにとって、盆栽を育てるのは並大抵の苦労ではなかったそうで「娘と同じように、本当に愛情を注いで育ててきた」「ここまでよく立派に育てた」と、感慨深く感じているとのことでした。

「娘は手がかからなくなったけれど、盆栽は今でも手がかかる」と笑うお父さん。一時は100鉢ほどあった盆栽もだいぶ減らしたそうですが、このもみじは特に思い入れが深いといいます。
今回の反響に、@yusan5114さんは「まさかこんなに多くの方が見てくださるとは思わず、びっくりしました」とのこと。何よりお父さんが喜び、たくさんのお褒めの言葉が寄せられたことに「親孝行ができてうれしい」と語っていました。
長い年月、家族とともに育まれてきた一鉢のもみじ。その一枚一枚の葉に、これまで注がれてきた愛情がそっと宿っているように感じられる投稿でした。
提供元:@yusan5114さん(Threads)

