お母さんが子どもを愛するように子どももお母さんを大切に想っていて、つらいときには何かしてあげたいと思うものですね。@menotan.noitan1さんが、自閉症の娘さんがしてくれたことをThreadsに投稿すると「娘さん凄い」など共感するコメントが集まっています。娘さんがしてくれた”まさかのこと”とはいったい何だったのでしょうか?
ママさんに話を聞きました。
体調不良を気遣って…
あるとき体調不良で横になっていたママさん。キッチンの方を何となく見ると、娘さんが食器を洗っている姿をふと見つけました。ママさんはそのとき「ほわっとうれしい気持ち」になったといいます。
ママさんが起きてキッチンを見ると、食器棚に洗ったコップやマグカップが整然と並んでいました。小学校5年生になる自閉症の娘さんが、具合の悪いママさんの体調を気遣って茶碗洗いをしてくれたのです。
娘さんの優しさに感動

ママさんは娘さんの成長を感じつつ「いろいろ助けてもらったおかげで、しんどい期間、乗り越えられました」と心から感謝しました。
娘さんは、ママさんが横になると寝室から毛布などを持ってきてそっとかけてくれたそう。つらそうにしているのが伝わるのか、わざとふざけた顔をして笑わせようとする娘さん。
「早く元気になってほしいって気持ちが伝わってきました」とママさんは話します。

文章をわかりやすくフォロー
娘さんは自閉症のため、とても疲れやすいとのこと。周囲にアンテナを張っていて、環境や人の雰囲気を敏感に察知し影響を受けることが多いといいます。
ママさんは娘さんとの生活で、会話や文章が理解しやすいよう工夫。文を短くしたり、簡単にしたり、例をあげたり、繰り返し伝えたりするようにしているのだとか。
また心や頭、体が疲れやすいため、学校帰宅後や外出後はリラックスできる環境づくりを大切にしています。
ママさんは「いつかはわたしが手伝うことのできない日がやってきます。その日まではともにいろいろなことを経験し、乗り越え、最低限、一人でも暮らしていけるような力をつけてあげたいと日々、努力しております」と語りました。

(@menotan.noitan1さんより提供)
ママさんの気持ちを支えに、娘さんも少しずつ成長している様子がうかがえます。周囲への気遣いや優しさが伝わる、あたたかいエピソードでした。
