ネズミ捕りに引っかかっていた2匹の子猫を保護した@i.nozomi__00さん。
ネズミ捕りの粘着によってベタベタだった子猫をきれいにし、その後の姿をSNSに投稿したところ「助けてもらえてよかった」「胸がエグられます…」「幸せだね」などのコメントがたくさん寄せられていました。
そこで@i.nozomi__00さんに子猫を見つけたときのことや、その後の様子などを聞きました。
黒い塊は子猫だった…
@i.nozomi__00さんは家の近所の公園で、カラスの鳴き声に混じった何かの鳴き声っぽい音を耳にします。その日はゴミの日だったため、最初はカラスがゴミを漁っているのかと思い、近づいてみました。
黒い塊が動いたので、カラスを追い払い近づいてみると、それは黒猫とキジトラの子猫だったのです。

子猫たちは、ネズミ捕りの粘着にくっついていて逃げられない状態だったため、抱えて家に連れて帰った@i.nozomi__00さん。子猫たちは疲れており、ほとんど抵抗はなかったといいます。

@i.nozomi__00さんは、公園に捨てるのは動物虐待ではないかと感じ、怒りもあって警察に通報。防犯カメラも確認されましたが、カラスを追い払う自分の姿は映っていたものの、捨てた人までは特定できなかったそうです。
保護4日目にはかなりきれいになった2匹
2匹の子猫の体に付いたネズミ捕りの粘着は、小麦粉やベビーオイルを使っても完全には取れず、友人と二人がかりで作業しても同じでした。
そこで@i.nozomi__00さんはSNSで相談したところ、植物由来の方法が安全だとアドバイスを受け、米ぬかを毎日まぶすケアを実施。4日目にはかなりきれいになったといいます。

保護後はトイレで排泄できるようになり、食欲も少しずつ回復。喉を鳴らして落ち着く姿も見せ、ケージから出すと活発に動き回るようになりました。

ただ、黒猫の子はネズミ捕りにかかった際に股関節に負担がかかっていたようで、歩き方が少しおかしかったため病院で診てもらうことに。診察では「成長過程で改善する可能性もありますが、悪くなる場合もあると言われています…」と話していました。
その後の2匹は…
その後、@i.nozomi__00さんは健康チェックを済ませた後、友人と里親探しを行い、キジトラの子はすぐに里親が決まり、先住猫とも仲良く過ごしています。

黒猫の子は希望者もいましたが、足の状態も考慮し@i.nozomi__00さん家族で話し合った結果、引き続き面倒を見ることに。

uniくんと名付けられ、現在元気に過ごしており、遊んだり甘えたりしながら少しずつ回復しているそうです。
@i.nozomi__00さんは「慌てて保護したため写真も撮れなかった」と話しています。見つけたときのショックは大きかったでしょうし、子猫たちもどんな思いでいたのかと考えさせられます。保護されて本当によかったですね。これからも幸せに過ごしてほしいものです。

