家族のためにお弁当を作っているという人は多いでしょう。
「おいしかったよ」と喜んで食べてくれる姿を見ると、それだけで頑張れますよね。
@noriko920さんが、高校3年生の息子さんに作った最後のお弁当の日のことをThreadsに投稿すると「私そんなことしなかったな」「全米が泣いた」「子育て満点」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
このときの様子について、ママさんに話を聞きました。
最後のお弁当の日

高校3年生の息子さんに毎日お弁当を作っていたママさん。
この日が、お弁当作りの最後の日でした。
すると、空のお弁当箱と一緒に手紙が置かれていたのです。
「オレからのメッセージ」と書かれた封筒の中には「3年間毎日おいしいお弁当作ってくれてありがとう。文句が多かったのごめんね。それでも毎日好きなおかずを詰めてくれてありがとう。ママのおかげで成長できたし、ここまで育ててくれて感謝してもしきれないです」と便箋いっぱいのメッセージが入っていました。
母の胸を打った、3年間のありがとう
手紙を読んで、思わず泣いてしまったママさん。
「手紙には『言葉にするのが難しいから、こういうときくらい手紙を書こうと思った』とあり、中学校の卒業式以来の手紙でした。お弁当最終日にもまた手紙をもらえるとは思わず、驚きと感動でいっぱいでした」と話しています。
その後、ママさんはLINEで「お手紙ありがとう。嬉しかった」と伝えました。すると「今日が最後でした。ありがとう」と息子さんから返事が来たのだとか。
感謝を胸に、新しい道へ
こちらの投稿から8ヶ月以上が経った現在、息子さんは国産車ディーラーに就職し、営業採用ですが、1年目は車の知識を学ぶためメカニックとして経験を積んでいます。2年目以降は営業かメカニックのどちらに進むか選べるため、今は迷っているそう。
そんな息子さんに、ママさんは「どちらにせよ、息子本人のやりたい方向で頑張ってほしいと思います」とエールを送りました。
息子さんのお手紙からは、ママさんへの感謝の気持ちが伝わりました。これからも自分らしい道を見つけて、前向きに進んでほしいですね。

