筋トレをするパパ。しかし、よく見ると…「鬼コーチ」「天然の負荷」「父親すげえ」

筋トレをするパパ。しかし、よく見ると…「鬼コーチ」「天然の負荷」「父親すげえ」

筋トレに励むパパ。そこに“鬼コーチ”が現れました。パパ(@hard_ken)さんが、ハードながらも微笑ましいトレーニング風景をInstagramに投稿すると「鬼コーチ」「父親すっげぇな」「天然の負荷」などのコメントが寄せられ、話題になっています。

パパさんに話を聞きました。

きついトレーニングをさらに高負荷にする息子さん

息子さんのリクエストが斜め懸垂のことだと理解したパパさん(@hard_kenさんより提供)

動画は、ある日の筋トレ風景。
筋トレの器具が置かれた部屋には、ぬいぐるみやおもちゃも見えます。

そして、パパさんに向かって「これ」「ここで」などと指示を出す息子さん。

何かのトレーニングを始めてほしいように見えますが、最初はパパさんも何のことか分からなかったそうです。
しばらくして「ああ、あれね」と、それが斜め懸垂のリクエストであることを理解したパパさん。

かかとをイスの上に置き、仰向けになってバーを握ると、息子さんがお腹の上によじのぼってきました。
その状態で、パパさんは腕をひきつけ、懸垂を始めます。

パパさんの体の上に乗ってくる息子さん(@hard_kenさんより提供)

満足そうな表情を浮かべる息子さん。

懸垂すること約10回。
「到着~」と終わろうとしたパパさんですが「だめ!」「まだやる!」と息子さん。

パパさんも「鬼がいる!」と思わず笑い、さらに懸垂を続けるのでした。

自立の兆候を見せる2歳児

準備完了した2人(@hard_kenさんより提供)

パパさんが体を鍛えているのは、空手をやっているからなのだとか。
「彼が大きくなったとき、一緒に運動できる体力を維持したくて。今はそれをモチベーションにして励んでいます」と明かします。

必死に懸垂するパパさんとご満悦の表情の息子さん(@hard_kenさんより提供)

トレーニングタイムは毎回このような感じかというと、そうでもないようです。
パパさんによると「日常の光景なので、全くスルーして自分のやりたい遊びをしていることが多いです。ただ、プランク系の種目や斜め懸垂をしているとチャンスとばかりに乗ってきます」と教えてくれました。

なお、息子さんが体に乗ってくるのは1歳を過ぎた頃とのこと。
そんな息子さんですが「私が限界だと見るや、スッと降りてくれる名コーチです」とパパさんは教えてくれました。

精神的にも肉体的にもタフで優しい子になってほしい

斜め懸垂を終わろうとするパパさん(@hard_kenさんより提供)

最近の息子さんは「自分でやるの!」と言って抱っこを拒否したり、公園を散歩している時に「パパ、止まって!先に行くね?」と、どんどん1人で歩こうとしたりと、自立の兆候が見られるようになったそう。

さらに印象的なのは、パパさんやママさんの口調を真似することだとか。
「『いま牛乳飲んでるから、お茶飲まないよ?分かった?』と優しく諭すような物言いをするので、時々どちらが大人なのか分からなくなります」と目を細めます。

「だめ!」と続けるよう指示する息子さん(@hard_kenさんより提供)

息子さんの今後について「精神的にも肉体的にもタフで優しい子になって」と願うパパさん。
「もしその気になるようなら一緒に空手をやり、親子でもあり師弟でもありライバルでもあるような関係になれたら嬉しいです」と語ってくれました。

筋トレを通じた親子のほのぼのスキンシップに驚きと笑顔が集まった今回の動画。
きっといつの日か、2人でトレーニングに励む姿を見ることができるでしょう。

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