子どもが怪我をしたり体調を崩したりすると、親にとっては心配なもの。入院や手術となれば、その不安は一層強まるでしょう。
@ken.rooted.in.soilさんが、耳の手術を受ける5歳の娘さんの様子をThreadsに投稿すると「ほんとに立派なお子さん」「度胸の良さに感服しました」「強い子だ」などのコメントが寄せられ話題になっています。
このときの様子について、パパさんに話を聞きました。
5歳の娘さんの手術

娘さんは中耳炎になり、地元の耳鼻科に通っていましたが症状が良くなりませんでした。そこで大きな病院を紹介してもらうと「真珠腫性中耳炎」という病気であることがわかったのです。
真珠腫性中耳炎とは、中耳炎が悪化して、耳の奥に腫れ物ができる病気。それが骨を壊して進み、悪化すると聴力や顔面神経に支障が出るといいます。さらに悪化すると髄膜炎や脳膿瘍になることも。
娘さんの手術が決まったときは「5歳ということもあり、メスを入れることよりも全身麻酔への心配が強かった」というパパさん。しかし、聴力や顔面神経に影響が出ることを考え、パパさんたち家族は手術を受ける覚悟を決めました。

手術前の娘さんは、耳を切ると知りながら不安な顔を一切しませんでした。手術室へ行くときも、振り返ることなく一人で行ったといいます。そんな様子に、パパさんは「逞しくて、カッコよくて、尊敬」と感じたのでした。
退院後に会った娘さんは、大きく喜ぶ様子ではなく、嬉しそうな笑顔と安堵の表情といった様子。それよりも、退院後に遊びに行くことへの楽しみのほうが強かったようです。
その後の娘さんは、耳の手術を受けた傷は残っているものの、とても健康とのこと。

こちらの投稿には、娘さんへの温かいコメントがたくさん寄せられていました。
パパさんは「顔の知らない応援してくださる人たちに励まされたり、勇気を与えることになったりと、たくさんの感動をいだきました。これをきっかけに、誰かを勇気付ける存在になってほしいなと思いました」と話しています。

5歳での全身麻酔の手術は、大変なことも多かったでしょう。そんな中、不安な表情を見せずに手術を乗り越えた娘さんはとても立派でした。
逞しくてカッコいい娘さんの成長がこれからも楽しみですね。

