1玉でも大量に出る“スイカの皮” →すぐできる活用法に…「作ってみます」「いいこと聞きました!」

1玉でも大量に出る“スイカの皮” →すぐできる活用法に…「作ってみます」「いいこと聞きました!」

夏の旬の食べ物といえば、スイカを思い浮かべる人も多いでしょう。丸かじりをしたり、フルーツポンチに入れたりと、楽しみ方もさまざまです。

@erina.wingchunさんが、スイカの皮で作った“珍しい料理”をThreadsに投稿すると「おいしそう」「作ってみます」「いいこと聞きました!」などのコメントが寄せられ話題になっています。

料理について、投稿者さんに話を聞きました。

スイカの皮を使ったスープ

スイカの皮がおいしそうなスープに!(@erina.wingchunさんより提供)

投稿者さんが作っているのは、スイカの皮を使ったスープです。材料は次の5つ。

・スイカの皮400g(1/8〜1/4カットのスイカ程度)
・鶏もも肉1枚
・顆粒コンソメ大さじ1
・塩または醤油小さじ1
・水600ml

皮の1番外の緑色の部分を取り除き、すべての材料を鍋にいれて中火で10分煮込むだけ。皮とお肉に火が通ればできあがりです。

スイカの皮の下処理(@erina.wingchunさんより提供)

スイカの皮は食べるときにかじらず、実を角切りにして食べて、皮を清潔に保つこと。また、10分煮込んでも硬い場合は、煮込み時間を延ばすといいそうです。

スイカの皮をアレンジしようと思ったきっかけは、家族全員が好きなスイカの、大量に出る皮をどうにか減らせないかと思ったのがきっかけでした。また、娘さんがスイカの汁で手が荒れてしまうため、スイカはブロック状にカットしてフォークで食べるようになり、皮が残ることから料理に使えないかと思いました。

そこで、沖縄出身の投稿者さんは、郷土料理の冬瓜のスープ(シブイ汁)に似たアレンジができるのではないかと作ってみることに。

スイカを使ったスープ(@erina.wingchunさんより提供)

現在小学4年生の娘さんは、3歳頃から果物の汁で手が荒れるように。そのため、当時より皮から切り離して食べさせることにしたといいます。皮のスープもその頃から作り始めました。

娘さんにとっては当たり前だった「スイカの皮のスープ」ですが、同じクラスの中では珍しかったようです。そのことに娘さんはとても驚いていました。

また、スープが投稿者さんのオリジナルレシピだということにも驚き「みんなに教えないと!」と学級新聞にも書いていたのだとか。

その後、投稿者さんが作ったスイカの皮のレシピ本を学級文庫に置いてもらうことになり、クラスの友達から「読みました!」「スープおいしそう!食べたい!」と声をかけられ、娘さんも嬉しそうなのだそうですよ。

スイカを使ったアレンジ料理①(@erina.wingchunさんより提供)

他にもたくさんのアレンジ料理を作っている投稿者さん。中華風漬物や青椒肉絲風炒め物、ソムタム風サラダ、そぼろあんかけなどさまざまなものがあります。さらに、娘さんの学校での発表をきっかけに、スイカの皮のレシピを本でも紹介しているそうです。

スイカを使ったアレンジ料理②(@erina.wingchunさんより提供)

投稿には多くの反応が寄せられました。反響を受けて「たくさん反応をいただき、驚きと喜びでいっぱいです。スイカの皮が食べられると知らなかった方、漬物はよくするけどスープは初めて知ったという方、いろいろな方と交流ができてとても嬉しかったです。『投稿を見て作りました』とコメントいただいたときは、書いてよかったと感じました」と投稿者さん。

スイカの意外な食べ方に多くの人が興味をもったようです。スイカが旬のこの時期に、ぜひ作ってみたいですね。

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