ガーデニングを楽しんだり、快適な庭づくりを進めたりする人も多いでしょう。
@s.garden.homeさんが、草だらけだった裏庭の4年後の姿をInstagramに投稿すると「ストレスからの解放」「参考にさせてもらいます」などのコメントが寄せられ話題になっています。
裏庭の変化について、@s.garden.homeさんに話を聞きました。
草だらけだった裏庭
@s.garden.homeさんの裏庭は、隣家から丸見えで中途半端に広く、仕事や育児で忙しい時期には草抜きが追いつかず、雑草だらけに。
その景色を近所に見せる罪悪感や手入れのストレスも重なっていきました。

除草剤は子どもとワンちゃんのために使えず、コンクリートや砂利も費用がかかるうえ使わない場所になるだけで気が進まず…。
そんな中でコロナ禍が始まり、2021年春から裏庭の整備に取りかかることにしました。
庭づくりのスタート
コロナ禍の2020年に家の中をリセットし、2021年から裏庭の整備を開始。裏手に住む近所の方が一番よく目にする景色になることから「見た目が美しく、草抜きの手間が少ない庭」を目指し、予算は10万円に設定しました。
当初は2ヶ月ほどで完成すると思っていたものの、地中には建築時の残土と思われるコンクリート片が多く埋まっており、それをスコップで砕いて取り除くのに時間がかかりました。蚊の出る季節は作業を避けつつ、1年目で3分の1、2年目で全体に植物を植え、3年目の春には庭全体が花で覆われるように。

すると、雑草がたくさん生えていた裏庭は、お花が咲く綺麗な姿に。家族も少しずつ変化を実感し、表庭をウッドデッキにリフォームしたことで「まるで別の家みたい」と喜んでくれているそうです。
もともと庭づくりに自信がなかった@s.garden.homeさんは、最初は「自分には無理」と感じていましたが、草だらけだった裏庭の一部が思いがけず理想の花いっぱいの庭になったことで「植物を育てる」だけでなく「理想の景色をつくる」楽しさに夢中になったといいます。
庭づくりを進めるなかで…
庭づくりで最も大変だったのは、建築時の残土と思われる大量のコンクリート片をスコップで砕き取り除く作業でした。
途中で心が折れそうになることもありましたが「もともと草だらけだったし、少しずつでいい」と無理のないペースで進め、改良できた場所から順に植物を植えるように。

結果、整えた部分は理想の景色になり、残った場所が新しい景色を作り続けるモチベーションにつながったといいます。

現在は庭全体が整い、日々の手入れは水やりや施肥、剪定などのルーティン程度になりました。
以前は「毎日の水やりが面倒くさそうだな…」と思っていた@s.garden.homeさんも、今では植物の変化を楽しみながら世話をし、雑草も早めに対処できるため、気が重くなることはなくなったそうです。
今後について「4年目になり、うちの裏庭では日照時間や土質の関係で上手く育たない植物もわかってきたので、今年の秋はいくつかの植物を鉢に上げたり、植える場所を変えたり、土の排水性を改善したりする予定です。後から庭化した奥の部分がまだ物足りない感じなので、その辺りにも紫陽花を増やしてバランスのよい庭を目指しています」と話していました。
とても素敵な裏庭が完成しましたね。これからも変化していく様子が楽しみです。

