大切なものを守る習性があるといわれているワンちゃん。大切なものを守ろうとして、攻撃的な行動をとることもあるようです。＠pome_pome_purinさんが、ママさんが妊娠中に起こった愛犬のある行動をThreadsに投稿すると「賢い」「最高です」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
パパさんに話を聞きました。
お腹の赤ちゃんを守りたい
＠pome_pome_purinさんの愛犬、ポメくん（10歳）の行動に変化が現れたのは、ママさんが妊娠9ヶ月に差し掛かった頃。
いつものようにポメくんと一緒にくつろいでいたとき、パパさんがママさんのお腹を触ろうとすると、突然ポメくんが豹変！
「ママのお腹に触らないで！」と言っているかのように、パパさんの手を振り払おうとしたのです。
その後、何度も同じような行動が続き、最初は嫉妬しているのかと思ったというパパさん。しかし、ママさんのお腹以外を触っても怒らない姿を見て「赤ちゃんの存在に気付いてるんだ」と思ったそうです。
ポメくんについて、パパさんは「元々赤ちゃんが大好きな子なので、お腹の子を守っていたんだと思います」と語ります。
お兄ちゃんになったポメくん
そしてママさんは無事に出産し、娘さんが誕生。娘さんと初対面のときには「赤ちゃんを見せて！」と言わんばかりに立ち上がり、大歓迎してくれたそうです。
その後のポメくんは、娘さんの匂いをひたすら嗅いで、不思議そうな様子。そして、赤ちゃんを守るように側から離れようとしませんでした。
「ポメくんにとって娘は、守ってあげたい小さな妹のような存在なのかなと思います」と話すパパさん。ポメくんが娘さんのそばにいるだけで、自然と優しい顔になったり、そっと寄り添う姿を見るたびに、ほっこりした気持ちになるのだとか。
「これからも、言葉がなくても通じ合える大切な家族として、優しさや思いやりを育んでいってくれたら嬉しいですね」と語ります。
ちなみに、出産後はママさんのお腹を触っても、怒らなくなったというポメくん。やはり、パパさんに攻撃的な態度をとったのは「お腹の中の新しい命をボクが守る」という使命感だったのかもしれませんね。
言葉は交わせなくても、ワンちゃんは大切な家族の一員。これからもずっと、娘さんを守ってあげてほしいですね。