お父さんに日頃の感謝の気持ちを伝える“父の日”。
プレゼントを渡したり、感謝の気持ちを伝えたりした人も多かったことでしょう。@babamonakaさんが、息子さんからお父さんへの“父の日のプレゼント”をThreadsに投稿すると「こんなのされたら泣いちゃう…」「将来有望」「センスありますね」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
このときの様子について、お母さんに話を聞きました。
握り寿司をプレゼント! 小学3年生の本気

小学3年生の息子さんは、父の日に手作りのお寿司をプレゼントすることにしました。父の日の3日前、プレゼントやご飯について話していたとき「オラがご飯作る」と言った息子さん。
そこで、魚好きなお父さんのために、挑戦したかった握り寿司を作ることに。

自宅の1階が母方の実家の魚屋だったことから、息子さんはおじいちゃんに「カツオを4分の1、皮つきでお願い」と自分で注文。サーモンやエビはお母さんがスーパーで購入しました。

お父さんのためにお寿司を準備する息子さんを見て、お母さんは感心したそうです。
「とても嬉しかったですね!写真を見てもらったらわかりますが、握る手がお寿司屋さんの様な握り方をしています。巻き寿司は初めて巻いたのですが、とても綺麗に巻けてたのでビックリしました!」

また、お父さんは完成したお寿司に感動していたとのこと。味についても「最高!」と言っていたのだとか。よほど嬉しかったのか、その日はいつもよりお酒が進んでいたといいます。
料理が好きな息子さん
完成度の高いお寿司ですが、息子さんは保育園の頃から「料理を手伝いたい」と言うほど料理に興味があり、じゃがいもをつぶしたり卵を混ぜたりしていたそうです。

小学校では、子どものレベルに合わせた食の宿題があり、買い物やおにぎり作り、おかず作りなどに挑戦。最終的には1人でお弁当を作る課題もありました。

息子さんは小学1年の夏休みにサンドイッチ作りをし、次におばあちゃんにクッキーを焼いてプレゼント。包丁や加熱調理にも挑戦し、お母さんの補助を受けながらも、デザート付きのお弁当をほぼ1人で完成させました。
最近は炒飯にも挑戦し、その様子を投稿。もっと多くの人に自分の料理を見てもらいたいと思っています。

甘えん坊で努力家な息子と、子煩悩なお父さん
普段は甘えん坊な息子さん。今でもお父さんの膝に乗ったり「一緒に寝たい」と言って寝つくまで足のマッサージをしてもらうこともあります。お父さんは毎日宿題や学校の準備を手伝うなど子育てに積極的で、子どもたちからも大人気です。

お母さんは息子さんについてこう話してくれました。
「人との垣根がなく、誰とでも仲良くなれる子です。老若男女関係なく自然に声をかけ、人助けも当たり前のようにします。最高齢の親友は70代のおじいさんでした(笑)素直すぎて心配になることもありますが、このまま純粋な心で多くの人と関わり、成長していってほしいです」
お父さんが大好きな気持ちが伝わる、すてきな父の日のプレゼントでした。息子さんとお父さんにとって、とても嬉しい1日になったことでしょう。

