会社帰りに実家に寄ったときに見つけた、1枚のメモ。そこに書かれていたのは、まるで魔王のような言葉遣いでフキを勧める父の置き書きでした。@yuki_hikeさんが、その一文をThreadsに投稿すると「家庭的な魔王」「吹き出して笑いました」「お父さまの愛情を感じる」「神様からのお告げのよう」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
投稿者さんに、当時のエピソードやお父さんとの日常について聞きました。
普段とのギャップに大笑い
この日、お父さんが残していたのは、フキに添えられた1枚のメモ。
そこに綴られていたのは「フキ 味を付けて有る 持っていくが良い」と、まるで魔王が語りかけてくるような文面でした。
「普段は普通のメモを書くので、あんな偉そうな書き方は初めてでした」と投稿者さん。
思わず二度見してしまい「なんでこんなに偉そうなの!?」と大笑いしてしまったそう。
普段は少し変わった仮名遣いをすることはあっても、あそこまで“魔王感”全開の文章は珍しかったようです。
投稿には多くの反響が寄せられ、投稿者さんは「楽しんでくれた方がたくさんいてよかったです。みなさん温かく好意的に見ていただき、ありがたかったです」と話してくれました。
多趣味なお父さん
今回のフキに限らず、常日頃から手土産を持たせてくれるというお父さん。
山菜採りや釣り、家庭菜園、さらには料理までこなす多趣味な一面もあるようです。
「2日に一度は食材やお惣菜を持たせてくれます。母が生きていた頃は台所に入れなかったので、父の料理は私が教えたものがほとんどなんです」とのこと。
安心できる存在
そんなお父さんは投稿者さんにとって「許してくれる安心できる存在」。
「時には面倒なことを言うこともあるけれど、責任感が強くて、いつも感謝しています。いつまでも元気で長生きしてほしい」と優しく語ります。
普段の何気ないやりとりの中に、たしかに感じる親子の絆。
魔王のようなメモも、きっと心のどこかでクスッと笑ってもらいたいという、お父さんの愛情の表れだったのかもしれませんね。

