学校から娘さんが持ち帰った給食袋には、まさかのものが添えられていました。@torish935さんが、娘さんの気遣いと心配りの様子をXに投稿すると「うちの子には絶対できない」「考えたことすらなかった」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
ママさんに、その日の出来事や娘さんの普段の様子について話を聞きました。
箸入れに…
娘さんが持ち帰った給食袋をあけると、箸入れに「はしはつかってないよ」というふせんが貼られていました。娘さんがふせんを使ってメモを残したのは、このときが初めてだったそうです。
「子どもたちの箸箱を洗うのはちょっとしたひと手間なので、とても助かりました」と語るママさん。
さらに「給食袋から箸箱を出していない」という娘さんのひと言もあり「洗わなくて大丈夫」と安心できたそうです。
メモを読んだあと、娘さんに「ありがとう！ママの家事が一つ減るから助かるわ」と感謝を伝えたママさん。
投稿には多くの反響が寄せられ、ママさんは「娘を褒めてもらえて、とても嬉しかったです。小さな家事でも、一つ手間が省けるだけで、こんなに助かるし嬉しいって気持ちを、たくさんの方々に共感してもらえたことが何より胸に響きました」と話してくれました。
普段から気を遣ってくれる娘さん
実は、娘さんの気遣いはこのメモだけではありません。
以前には、お風呂上がりに何枚もバスタオルを使ってしまう妹や弟を見て「バスタオルは1枚で充分！みんなで使おう」と提案してくれたこともあったそうです。
「雨の日に、よく私が洗濯物の干し場に困る話をしていたからだと思います」とのこと。
洗濯物を干すスペースが狭い事を理解し、できることを自分なりに考えてくれる娘さんの姿に、母として喜びを感じたそうです。
思いやりがあり、しっかり者
穏やかで思いやりがあり、芯のあるしっかり者の娘さん。ママさんは、親として頼もしいと感じ、いつも安心して見守っています。
「物事をいろんな角度から見ることができて、その柔軟性は大人の私も見習いたいほど。これからも素直で、まっすぐに育ってくれたら何よりです」と娘さんの将来を案じていました。
小さなふせんに込められた気持ちが、大きな感動を生んだ今回の出来事。
これからも家族のなかで、思いやりのバトンが家族の中で優しく受け継がれていくことでしょう。