愛犬と紅葉を楽しむ時間って、記念撮影もワクワクしますよね。
飼い主である(@sakodeoma)さんが、イチョウの葉が舞う中で撮った写真をThreadsに投稿。
しかし、その仕上がりは予想外のものでした。
いったいどんな撮影だったのでしょうか?飼い主さんに話を聞きました。
大銀杏の下で挑んだイチョウショット
写真が趣味の飼い主さんは、旦那さんとともに大銀杏で知られるスポットへ足を運びました。数日間、雨が降っておらず、葉がほどよく乾いていたこともあり「いい感じにハラハラと舞ってくれるのでは」と期待が膨らみます。
そこで登場したのが、柴犬の女の子・ナツメちゃん(6歳)です。旦那さんに落ち葉を舞い上げてもらい、ふわりと散るイチョウとナツメちゃんを撮影することになりました。

ところが、写真を確認してみるとナツメちゃんの表情は「なんか違う」と、どこか無表情で、ほんのり迷惑そうな顔をしていたのです。

そんな姿を見て「予想通りでした」と笑う飼い主さん。
「一枚くらい自然な写真が撮れたらいいな」という飼い主さんの願いは儚く、早めに諦めたといいます。
ナツメちゃんという存在
ナツメちゃんを家族に迎えたのは生後5ヶ月の頃。ペットショップの入り口で、こちらに向かって一生懸命しっぽを振っていました。お迎えを決意した際の動画を見るたびに、今でも涙が出るほど大切な記憶だと実感するそうです。

性格は、いわゆる“犬界の猫”。活発で興奮しやすい時期もありましたが、3歳を過ぎてからは落ち着き、遊びに誘っても遊んでくれない日もあるそうです。
しかし、一日の中で数回訪れる“甘えんぼタイム”にはギャップを感じ、飼い主さんもメロメロの様子でした。

今回の写真も、もし“活発モード”の日であれば、落ち葉にパクっ!と飛びついてくれたかもしれません。しかし、この日は完全に“やる気なしモード”。その姿がまた愛くるしくもあり、コメントでも「柴だね~」と大好評でした。

一日一日を大切に
ナツメちゃんは今年で6歳、来年にはシニア期に入ります。
「早すぎる時間の流れに、ときどき怖くなってしまいます」と正直に話す飼い主さん。だからこそ「一日一日、幸せに大切に過ごしていきたい」とこれからの願いを話してくれました。

投稿には「やんわり反抗期」「とっても柴らしくて良い」「人間みたいで可愛い」などの声が寄せられ、ナツメちゃんの魅力を感じた人が多かったようです。
写真の裏側を知るほどに、何気ない瞬間も宝物になることを感じさせてくれる一枚となりました。

