購入したばかりの洗濯機は、スイッチがとても敏感で少し扱いにくい場面も。そんな様子を見た息子さんが、話題の技術を使って見事に解決してくれました。
ママさん(@tanoshimidanaaa)が、息子さんの作ったカバーをXに投稿すると「なんというシゴデキ!!!」「将来が有望なお子様」「史上最も有益な3Dプリンターの使い方」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
ママさんに話を聞きました。
新品洗濯機の困った点
購入したばかりの洗濯機には、問題が一つありました。スイッチが極めて敏感で、濡れたタオルや作業服のような硬い生地が触れると、電源のオンとオフが切り替わってしまうのです。
ママさんは当初、ちょうどいい大きさのマスキングテープの芯を貼りつけてガードにしていたといいます。しかし、接着面積が小さいためか、ほどなく落下してしまったそうです。

そんな様子を見た中学3年の息子さんが、3Dプリンターでカバーを作ってくれました。投稿された写真を見ると、四角すい台の形をしたそれはとてもスタイリッシュで、もともとの製品の一部かと思うほどです。

完成までわずか15分!
この3Dプリンターは、今年の誕生日にリクエストを受けて買ってあげたものなのだとか。すでにパソコンを持っていた息子さんは、初めの頃は素材サイトのデータを使っていましたが、最近では3Dソフトで自作し出力しているとのことです。

カバーの制作時間は驚くほど短く、モデリングに5分、出力に10分ほどだったそう。
「とても快適です。洗濯中にスイッチに触れて停止させるようなことがなくなりました」と、使い心地について嬉しそうに話すママさんでした。

身近な困りごとを技術で解決した息子さん。
これからも、3Dプリンターを活かした新しい暮らしの工夫が生まれていきそうですね。
