孫の大好きなキャラクターを叶えたいと思ったおじいちゃん。その手に委ねられたかぼちゃはどうなったでしょう?ママ(@mieko.kosodate)さんが、おじいちゃんが作った愛情たっぷりの作品をThreadsに投稿すると「クオリティー凄い」「素敵」「愛が詰まってる」「サンタさんになれそうなじいじ」「眼差しが職人」などのコメントが寄せられ、話題になっています。かぼちゃはいったいどんなふうに生まれ変わったのでしょうか?
ママさんに話を聞きました。
カエルに大変身!かぼちゃ細工
ママさんは、イギリス在住。日本語補習校の講師をしたり、日本語幼児グループの運営に携わったりしています。
10歳の娘さんは、毎年のパンプキンカービング(ハロウィン用のかぼちゃ細工)が大の楽しみ。ママさんは「大変な作業なので、おじいちゃんにお願いしようと、スーパーでかぼちゃを買って義実家に行きました」と振り返ります。



大きなかぼちゃを「はい」と渡したとき、すでにおじいちゃんは察していたのだとか。デザインが娘さんの大好きなカエルのキャラクターに決まると、おじいちゃんはスマートフォンで調べながら、一緒に下絵を描いていったそうです。
かぼちゃを切る作業はおじいちゃんが担い、種を出す作業は娘さんが担当しました。

しかし途中からは、娘さんが「ここはこうしてほしい」と指示を出し、監督する形に。
ママさんは「おじいちゃんが一生懸命それに応える感じでやっていました」と話します。
顔の部分を透かしにするのがポイントで、完成までには2時間ほどかかりました。
孫を喜ばせる、おじいちゃんの優しさとユーモア
出来上がったランタンを見て、娘さんは「かわいい!」ととても喜んでいたとのこと。
ママさんは「作っている2人の様子を見ていて幸せでした。出来上がった“カエル”の目には『ん?』と思うところもありましたが、手作りらしさがあってほっこりしました」と話します。

普段から、絵を描いたりものづくりをしたりしているおじいちゃん。

困っているとすぐに助けてくれて、何か頼むとだいたい「Yes!」と返ってくるそうです。
ママさんはおじいちゃんについて「とても優しくてユーモアのある面白い人です。我が家のDIYなどもよく手伝ってくれます。自然もお酒も日本の文化や映画も大好きです」と嬉しそうに教えてくれました。
孫のために張り切るじいじの姿は、見る人をほっこりとさせました。
愛情たっぷりのハロウィンの思い出が、また一つ増えましたね。
