日常の中で「ん?」と違和感を覚えた経験のある方はいますか?
そんな中、今回「ハッとした!」と語るのは、30代の女性クリエイターであるミナミさん(仮名)。
通勤ラッシュの中、急いでいる時に起きた、思わず「大人なのに恥ずかしい」と感じた、エピソードについて、ミナミさんにお話を伺いました。
通勤中のまさかのハプニング

朝の通勤ラッシュの時間帯、駅に向かう道すがら、ミナミさんは急いでいました。その日は自転車に乗って駅まで向かい、その後は電車に乗るため、急ぐ人々の波の中を歩いていたそうです。
「朝、急いで自転車に乗っているときはそうでもなかった」というミナミさんですが、ふと一息つき始めた頃に異変が起きました。「ん??」と思い始めたのは、靴紐がないタイプのスポッと履ける靴を履いており、しかも靴を左右履き間違いしていたのです。
歩きにくい…気づいた瞬間「凛として歩かないと」
「歩きにくかった」ことから違和感に気づいたというミナミさん。しばらく急いで歩いているうちは全く気づかなかったそうですが、気づいた瞬間、大きな焦りに襲われたと言います。
「『あっヤバい、大人なのに恥ずかしい…』という思いに駆られたのと、いい歳だったので、すっ転ばないか気になり始めて、でも凛として歩かないと恥ずかしいと思った。」
通勤ラッシュの中、流れにそって同じスピードで歩かないといけない状況で、ミナミさんは必死でした。
靴に石ころが入ったフリでサッと履き替え
違和感に気づいた後、ミナミさんが取った行動は「とにかく改札まではスムーズに流れにそって歩かないといけない」ことでした。
「ホームについて、少し端によって、靴に石ころが入ったかのような素振りで確認しながらサッと履き替えた」そうです。
周りの人々の反応については、「『きっとあの人は石ころが靴に入ったのだろうな』程度の感じで、みんなスルーしてくれていたように思う。そう信じたい&わたしも必死だったから、そう見えたのかもしれない」と語ってくださいました。
ミナミさんはこの出来事を通して、「大人になっても、そんなことがあるんだ」と、自身のうっかりに思わず苦笑いしたと言います。純粋で心温まるエピソードとは少し違いますが、思わず「あるある!」と共感してしまうような、人間味あふれるエピソードでした。
