猫ちゃんはときに、飼い主の想像を超えるようなユニークな行動で私たちを驚かせ、そして笑顔にさせます。予測不能な彼らの行動は、忙しい日々を送る私たちを癒してくれることも多いでしょう。
今回はちょっと変わった行動をする猫ちゃんについて、飼い主さんに話を聞きました。
毎朝繰り広げられる「驚きのルーティン」
飼い主さんの朝は、5歳の猫ちゃんによる驚きの行動から始まります。
「私は口を開けて寝てしまう癖があるのですが、毎朝私が生きているか確認されるんです」と飼い主さん。
朝、飼い主さんが起床する時間になると、猫ちゃんはやってきます。猫パンチされる…かと思いきや、おそるおそる飼い主さんの口の中に前足を入れてくるのだとか。
初めてこの行動をされたときは、「あまりの驚きに慌てて飛び起きました」という飼い主さんですが、今は慣れたとのこと。
確認の対象者は…
この行動は、飼い主さんが起きるまで繰り返されますが、一緒に暮らす家族にはやらないため、羨ましがられているそうです。
なぜこのような行動をするのか尋ねると、飼い主さんは猫ちゃんの気持ちをこう推測します。
「私が狸寝入りしていないかの確認か、もしかしたらご飯の要求なのかもしれません」
鳴いて起こせばいいのに、なぜか必ず口に前足を入れてくるという、その一連の仕草に飼い主さんは思わず笑ってしまうといいます。
変なところも愛おしい
この猫ちゃんとの出会いは、飼い主さんがお手伝いに行っていた農家さんで生まれた子を引き取ったのがきっかけ。
最初はこの変わった行動に驚いた飼い主さんですが、「今はわざと口を開けて前足を入れてくるまで待っています。とても可愛いです」と、猫ちゃんへの愛おしさを語ってくれました。
まるで”生存確認”をしているかのような猫ちゃんのユニークなルーティンは、飼い主さんにとって毎朝の楽しみに。猫ちゃんがくれる予想外の笑いと愛情こそが、何物にも代えがたい癒やしとなっているのでしょう。