子どもが「やってみたい」と言ったとき、その気持ちをどう受け止めるかは親として悩むところ。失敗を恐れず挑戦する姿を見守ることが、子どもの成長につながる大切な一歩になるかもしれません。
@rina.odekake.tripさんが、6歳の娘さんが作った“驚きの作品”をThreadsに投稿すると「天才って居るんだな…」「英才教育ですね」「前世はデザイナー」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
このときの様子について、ママさんに話を聞きました。
初めて作ったドレス
6歳の娘さんは、習い事のレッスンでドレスを作ることになりました。いくつか選択できるレッスンがあり、申込み時から「絶対ドレスを作る!」と張り切っていたといいます。
しかし、そのときの娘さんは、ミシンに触ったことも見たこともありませんでした。そのため「私の習い事になるのでは…」と反対していたママさん。

しかし、そんな心配をよそに、娘さんはドレスのデザインから生地選び、裁断、そして縫製まですべて自分の手でやり遂げたそうです。デザインは自宅でお絵描きのように行い、生地選びには1日かかったとのこと。
その後、2時間のレッスンを6回受けて、ついにドレスを完成させました。デザインを考えるところからドレスの完成までは、約半年の期間がかかったそうです。
「クリスマスや年末年始、私が妊娠してたこともあって、レッスンに行ったのが飛び飛びだったので時間がかかりました」とママさんは教えてくれました。

やり遂げる力を見せた瞬間
ドレスを作る娘さんの様子や、完成したドレスを着た姿を見て、ママさんは「やりたいと決めた娘は、明らかに自分の能力以上のことに挑戦していて、どんなに難しくても試行錯誤しながら自分でやり遂げられる。決断したときの人間力や意地の強さには感心しました」と語りました。
「これはあなたにはまだ難しい!と、決めつけるのはよくないな…」と思ったといいます。

完成したドレスとこだわりポイント
娘さんは、大好きなキャラクターをイメージした背中のリボンがお気に入りポイント。そのほかにも、裾に芯をいれた部分や、余った生地で胸の飾りを作ったところなども気に入っているそうです。


今回のドレスは、6歳で初めてミシンに触ったとは思えない完成度でした。努力してやり遂げた経験は、娘さんにとって大きな自信と力になるでしょう。

