V系バンドマンの男性。しかし、もう一つの“まさかの姿”に「情報量w」「振り幅のある二足のわらじ」

V系バンドマンの男性。しかし、もう一つの“まさかの姿”に「情報量w」「振り幅のある二足のわらじ」
バンドマンとして活躍中の魅影さん(@K_N_mikageさんより提供)

人には誰しも、思わぬ一面が隠れているものです。

「曇りのち、」所属のV系バンドマンである魅影さん(@K_N_mikage)が、音楽と平行して農業に励む姿をXに投稿。
その驚きのギャップに「情報量w」「稲刈り男子素敵です!」「振り幅のある二足のわらじ」などのコメントが寄せられ、話題になっています。

今回は、魅影さんに話を聞きました。

V系バンドと農業の始まり

バンドマンとして活躍中の魅影さん(@K_N_mikageさんより提供)

魅影さんがV系バンドに身を投じたのは約10年前。
友人からV系音楽を勧められ「自分もこうなりたい!」という強い憧れが原動力になりました。

ドラムを叩く姿(@K_N_mikageさんより提供)

一方、農業を始めたのもほぼ同じ時期。
お父さんの病気による突然の別れをきっかけに、家業を継ぐ決断をしました。

それまでは手伝い程度の経験しかなかったものの、その年から本格的に稲作を担うようになったとのこと。
美容学校に通っていた魅影さんにとって、想像もできない進路の転換でした。

稲刈りの様子(@K_N_mikageさんより提供)

日々の両立スタイル

華やかなステージと、自然に向き合う農作業。
基本的には、ライブやツアーのない日に農作業を行っていると魅影さんは話します。

田植え中①(@K_N_mikageさんより提供)

ただ、過密スケジュールに直面することもあります。
田植え前の大事な時期にツアーが重なると、午後に移動してライブ後にその日のうちに帰宅することもありました。

「本番10分前に着いてメイクできずにライブしたこともあります」と振り返る魅影さん。
それでも、お客さんの笑顔や「お米が美味しい」という声を直接受け取る瞬間が幸せだと話してくれました。

反響とこれからの決意

稲刈り姿を披露した投稿には大きな反響が寄せられ、魅影さん自身も驚いたそうです。
その中で「バンドもお米も広めていただき、とても嬉しかったです!」と感謝を述べています。

田植え中②(@K_N_mikageさんより提供)

また、米価の低迷が続き「需要がないんじゃないか?」と不安を抱いた時期もあった魅影さん。
しかし今は「お米は求められる食材なんだ」と実感し、今後の活動の大きな励みになっています。

「これからも、皆さんのために頑張ろうと思います!もちろんバンドも!」と語る姿からは、確かな誇りと未来への希望が感じられました。

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