子どもはときに、大人が予想もしないことを考えるものです。子どもならではの発想に、感心させられたり、思わず笑ってしまったりすることもあるでしょう。@iwata_styleさんが、小学2年生の甥っ子さんの作った“勉強に集中できるモノ”をThreadsに投稿すると「天才ですか!?」「イグノーベル賞にノミネートされそう」「私にも作って欲しい」などのコメントが寄せられ話題になっています。
このときの様子について、@iwata_styleさんに話を聞きました。
集中できるヘルメット

夏休みの宿題に集中して取り組んでいる@iwata_styleさんの甥っ子さん。よく見てみると、頭にはヘルメットのようなものを被っていました。

ヘルメットの上にはプロペラが付いており、クルクルと回るようになっています。
実はこちらは、甥っ子さんが作った「宿題に集中できる道具」。ゲームのキャラクターを見て、プロペラ付きのヘルメットを被ってみたくなったようです。耳が塞がれていてクルクルと音がしていることで、集中できると思ったのだとか。
ヘルメットを作るための材料は、おもちゃの電車のタイヤと段ボールと折り紙。接着剤やガムテープ、セロハンテープを使ってヘルメットを作っていったとのこと。

完成したヘルメットを被った甥っ子さんに「またおもしろいことしてるわ!と、これはいろいろな人を笑わせれるわ!と思い、アップしました(笑)」と@iwata_styleさん。
また、甥っ子さんのママさんは「普段から、周りを驚かせたりほっこりさせたりすることが多い息子なので、プロペラヘルメットを作っていることに対しては、さほど驚くことはありませんでした。しかし、完成した途端にそれを被って真剣に宿題をし始めたので、その姿があまりにシュールでおもしろくて思わずカメラに納めました」と話していました。
甥っ子さん自身は「分からない問題を考えるときに頭を使うから、プロペラヘルメットを被ったらいいと思って被ったら集中できた」とのこと。どうやら作戦は大成功だったようです。

@iwata_styleさんには、ほかにも甥っ子さんや姪っ子さんがいます。6人いるうちの1番下のお子さんが、ヘルメットを作った甥っ子さん。「ずば抜けて大人の斜め上の発想や発言行動をする子で、いつも笑わせてもらってます(笑)」と話しています。

また、甥っ子さんは生まれつき心疾患があり、ICUで入院生活を送るなど幼い頃から何度も手術をしてペースメーカーもはいっているとのこと。「今ではかなり元気で…鋼のハートです(笑)」とも教えてくれました。
周りは思わずクスっと笑ってしまったようですが、甥っ子さんとしては真剣に取り組んでいたのでしょうね。そんな様子がとてもかわいらしい夏休みのひとコマでした。

