駐車場脇に広がる花壇に、どんどん増えてしまうドクダミ。その繁殖力の強さに困っている方も少なくないでしょう。
@mimacoloryさんが、モルタル造形で駐車場脇エリアをDIYした様子をYouTubeに投稿するとYouTube内で話題になっているようです。
今回はこの動画の投稿者である@mimacoloryさんに詳しい話を聞きました。
ものづくりへの原点とDIYへの道
投稿者さんがDIYに取り組むきっかけには、幼少期からの習慣がありました。
「小さい頃から何でも買ってもらえる環境ではなかったので、欲しいものは自分で作るという習慣がありました」と投稿者さん。
作り方をじっくり調べるよりも、まず行動に移す性格で失敗も多かったものの、ものづくり自体を楽しんできたといいます。

最初は手芸や絵を描くことから始まり、やがて家具や電子ピアノをペイントするなど、挑戦の幅も広がっていきました。
何度も失敗を重ねましたが、それを前向きに捉え、改善していきホームセンターの木工ワークショップへの参加を機に、DIYショップ「tukuriba」のオープニングスタッフとして5年間勤務。
電動工具の扱いやリノベーションなど、幅広いスキルを習得しました。
ドクダミをなくすための施工と工夫
今回のDIYは駐車場脇の花壇がメイン。
「雑草をなくすことが第一目的でした」と語るように、ドクダミのような雑草を一掃するための大改造を行うことに。

モルタル造形やガーデンDIYの動画を見たり、ホームセンターでアドバイスを受けたりしながら、施工はすべて1人で行いました。

そして半日ずつの作業を重ねて合計3日でようやく完成したそうです。
「地面を掘り起こすことや、モルタルを均一に伸ばす作業が特に難しかった」とのことで、色付けを自然に仕上げるのにも苦労し「まだまだ勉強が必要」と振り返ります。
今回のモルタルは、人が乗る想定ではなく、薄めに仕上げたため強度は十分ではありませんが、1人でも取り組みやすく、雑草対策としては効果的でした。

今後への挑戦と広がるDIYの可能性
完成した花壇は、以前のドクダミの茂みからは想像できないほど整った空間に大変身。
投稿者さんは「溶接やガラスのカットに挑戦して、照明器具などを作ってみたい」と語り、すでに次のステップを見据えていていました。

雑草を取り除きたいという実用的な理由から始まった作業も、結果的には癒しの場を生み出し、周囲の人々を楽しませる空間へと変わったようです。
ドクダミに覆われた駐車場脇の花壇を、自らの手で“癒し空間”へと変えた今回のDIY。
ものづくりを通じて日常の風景が少しずつ変わっていく、その過程こそDIYの醍醐味といえそうです。

