針に糸を通し、集中してコップ袋を縫う小さな手。
完成した瞬間の晴れやかな表情が、たまらなく愛おしいですね。
ママ(@kyo.days)さんが、息子さんの裁縫する様子をInstagramに投稿すると「将来楽しみですね」「経験は大切だなと思いました」「ばぁばとの連携プレイ」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
ママさんに話を聞きました。
安全に楽しく裁縫ができるようにさまざまな工夫が

この日、幼稚園グッズを作るために購入した布が余っているのを見て、息子さんとおばあちゃんは「しまっておくのはもったいないね」と話し合ったそうです。そこで、息子さんに「せっかくだから何か作ってみよう」と声を掛け、幼稚園用のコップ袋を手作りすることになったといいます。
動画には、息子さんが針に糸を通すところから、裏返した布の端を縫い合わせて可愛らしい袋にするまでの様子が写っています。

安全に楽しく裁縫ができるようにと、太くて持ちやすいぬいぐるみ針を使い、まち針の代わりに安全ピンで布を固定。さらに、縫う位置にはあらかじめ鉛筆で線を引くなど、おばあちゃんはさまざまな工夫を凝らしました。

想像を超える集中力でひたむきに針を動かす息子さん。その姿におばあちゃんは、笑みをこぼしながらも、「とてもびっくりしたし、上手にできて感心した」と驚きの声をあげていたそうです。
「明日幼稚園に持って行くんだ!」と目を輝かせ

動画は、袋を縫い終えた息子さんが裏返して形を整え、満面の笑みで袋を掲げる場面で締めくくられています。
その後、おばあちゃんが紐を通して仕上げると、息子さんは「明日幼稚園に持って行くんだ!」と嬉しそうに話していたとのこと。ママさんは「目を輝かせながら、大切そうにコップ袋を抱える姿が印象的でした」と振り返ります。
現在も息子さんはこのコップ袋を大切に使っており、幼稚園に行く日は、自分で作ったコップ袋とおばあちゃんが作ってくれたものを日替わりで選んでいるそうです。「どちらにしようかと悩む姿も、なんだか微笑ましくて」と目を細めるママさんでした。
今回の投稿では、裁縫に真剣に取り組む幼い息子さんの姿が、多くの人に驚きと感動を届けました。これからも、おばあちゃんと過ごす温かな時間の中で、息子さんの中に豊かな経験と思い出が育まれていくことでしょう。
