独学で18年かけて磨いたケーキ作りの技術。いまやプロ級の域に達しています。@sweet_s_teewsさんが、新旧2つのケーキの写真をXに投稿すると「お店で買えるクオリティ」「ホントに独学ですか?」「なんとも素晴らしい」などのコメントが寄せられ、話題になっています。
@sweet_s_teewsさんに話を聞きました。
失敗するたびに原因を調べ、改善を繰り返して…
2枚の写真に写っているケーキ。1枚目は2007年に、2枚目は2025年に作ったものだそうですが、写真を見比べると、18年間の技術の進化がひと目で伝わってきます。

@sweet_s_teewsさんがケーキやお菓子作りを始めたのは小学生の頃。
「毎年バレンタインにクッキーを作るのが最初のきっかけでした」と話します。
本格的なレシピに挑戦するようになったのは9年ほど前からとのこと。特にコロナの自粛期間中には作る機会が増え、ケーキ作りにより熱中するようになったのだとか。

技術習得は独学だといい「レシピ本やネット記事、SNSなどを参考にしながら、自分で試して覚えていきました。失敗するたびに原因を調べ、少しずつ改善していくような形です」と明かしてくれました。
現在は年によって差はあるものの、誕生日やイベントの際にホールのショートケーキを年に5〜6台ほど、その他の種類のケーキも合わせると年間で20台ほど制作しているといいます。
笑顔で喜んでもらえる瞬間がとても幸せ
今回の投稿をきっかけに自身のケーキを改めて見返したとき「昔と比べて、見た目も仕上がりも随分変わったなあ」と、自分でも驚いたそうです。
「18年以上続けてきたからこそ、ここまで変化があったのだと実感しました。これまでの積み重ねが目に見える形になったのが嬉しかったです」と振り返ります。

「家族や友人にケーキやお菓子を贈ったとき、笑顔で喜んでもらえる瞬間がとても幸せです。作り続けていて本当によかったと感じます」と@sweet_s_teewsさん。
SNSに投稿すると「『お店みたい!』『すごく美味しそう!』『可愛い!』などのコメントをいただくこともあり、それが本当に嬉しく、大きな励みになっています」と語ります。
苦手分野にもしっかり向き合って克服したい
今後の目標については「マカロンやシュークリーム、シフォンケーキは失敗することが多く、これまで少し避けてきたのですが、今後はしっかり向き合って克服していきたいです」と意欲を見せます。
さらに「オペラケーキ(フランス発祥の多層構造のチョコレートケーキ)のようなクラシックなものから、見た目が可愛いスイーツまで幅広く挑戦したいと思っています」と結びました。

18年という長い年月をかけて磨き続けてきた技術が、多くの共感を集めた今回の投稿。これからも@sweet_s_teewsさんの生み出すケーキが、みんなを笑顔にしてくれることでしょう。
